“…where conflicting interests must be reconciled, the question will always be decided from the standpoint of the greatest good of the greatest number in the long run.” Gifford Pinchot, Chief Forester, 1905
今年設立100年を迎えたUSDA Forest Service(FS)が作成した、3枚組のドキュメンタリーDVDセット(120分の本編ディスク+2枚のボーナスディスク付き)。1800年代半ば、開拓と共にアメリカから森林が失われていくときから始まり、1905年、Gifford Pinchotを初代長官とするForest Serviceが設立されるまでの経緯、その後100年にわたる、さまざまな森林管理に関する問題:森林火災、車の普及に伴うレクリエーションの増加、伐採、Wilderness Actに始まる自然保護、そしてエコシステムの理解が進むことにより変わりつつある管理方針など、を時代を追ってわかりやすくまとめている。勿論Hetch Hetchy問題に絡むMuirとPinchotの確執、National Park Service(NPS)とFSのライバル関係などにも触れられている。自画自賛に陥ることなく、批判も含めて冷静に歴史を書いた作品となっている。リージョンコードなし、英文サブタイトル付き。
ヨセミテで使える携帯電話はどれだ!?【考察】
7-ELEVENで購入した”SpeakOut”のNOKIA1100
今回(2005.8/21-31)のアメリカ行き+ヨセミテキャンプには携帯電話を持参することにした。
通常日本ではNTTドコモのFOMAを使っているので、「WORLD WING」のサービスを使って、海外対応機種をレンタルして渡米すれば、いつもの番号、そしてiモードのメールなども利用可能である。ところが通話料金がバカ高いこと+レンタル料がかかり、おまけに海外渡航を知らない知人等からの電話が夜中にかかってきたりすればたまらない。ということで、渡米後に現地のプリペイド携帯を購入したほうがお得という結論に達した。
そこで渡米前にWEBでいろいろしらべてみると、、、、
ル・コンテ記念館
Le Conte Memorial Lodge
ル・コンテ記念館は創設期のシエラクラブの活動に貢献し、1901年にヨセミテヴァレーで亡くなった地質学者ジョセフ・ル・コンテを記念して1903年につくられました。チューダー朝デザインの花崗岩+木造の建物です。
Mariposa Lily
「Mariposa」とはスペイン語で「蝶」のこと。白い3枚の花びらと「がく」がある美しい花。
葉は細長く、しかも地面付近にしかないので、花だけが空中に浮き上がっているようです。それが蝶がとんでいるかのように見えるのでしょう。
(写真は2005.8.24 タイオガパス付近にて)
Hetch Hetchy Entrance
9月6日以降、Hetch Hetchyへの出入りは午前8時〜午後7時となります。
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Effective September 6, 2005 the Hetch Hetchy Entrance Station Hours will be changed to 0800 – 1900 hours. (C. M. Rawlings – 8/23/05)
Racoon
ヨセミテバレーでよく見かける哺乳動物です。
特に夜のカリービレッジには頻繁に出没します。(夜行性でしょう)
人間に慣れてしまっているのか、物怖じせずに近寄ってきますが、
カワイイといって食べ物を与えてはいけません。
Wilderness
Wilderness(ウィルダネス)という、ごく一般的に使われている単語があります。簡単には、人の手の入っていない、ありのままの自然が残された領域をさします。アメリカの殆どを占めていたWildernessですが、開拓や近代文明の発達とともに、次々と失われていきました。ヨセミテもしかりで、1890年に国立公園として制定されたものの、トレイル網の拡大、Hetch-Hetchyダム(1923年完成)や現在のTioga Road(1961年開通)の建設等に見られるように、Wildernessが次々と失われてきました。1964年、Lyndon B. Johnson大統領によりWilderness Actと呼ばれる法案が署名され、Wildernessを将来に残していくための制度ができ、その保護・管理は四つの政府機関:Deptartment of Interior(内務省)のNational Park Service(NPS)、Bureau of Land Management(BLM)、U.S. Fish and Wild Service及びDepeartment of Agriculture(農務省)のForest Service(FS)にまかせられています。Wilderness地区指定をしてしまえばそれでよいというものではなく、野生動物・魚、過去とのしがらみをも含む商用目的の放牧、森林火災、(条件付の)伐採、既存の歴史・考古学的遺産、レクリエーション(既存のトレイル、バックパッキング等)などと多方面にわたる管理が必要となっています(詳しくはwww.wilderness.netを参考)。
Johnson Peak登頂!
朝のTuolumne Meadowsは3〜4度ぐらいまで冷えていました。天気は雲ひとつない快晴。
参加者全員が、無事3,300メートルの頂に立つことができました。皆さんお疲れさまでした。
頂上にて。後方左側、雪のついた山は、ヨセミテの最高峰Mt. Lyell。
8時45分にキャンプ場を出発、1時間弱でElizabeth Lakeそばの分岐点(2.3マイル)に到着。其処からトレイルを外れ、道のない樹林帯を登って行くと小さなメドウ(写真)が出現。遠くに見える山はMt. Conness。
頂上(後方)アタック前に、湖の横で休憩。
頂上に続く尾根。
頂上は少しやせています。
Johnson Peakの南西600メートル程のところにある無名の湖。遥かかなたにはMatthes CrestやEcho Peakが見えています。
今日はTuolumneでHiking
今日は(8時半に)Tuolumne Meadowsのキャンプ場に集合し、裏山のJohnson Peakに登ってきます。参加者は、西村さん一行、投稿者の小林さん、すやまさん(family)、そして私たちです。Johnson Peakはキャンプ場のすぐ南にあります(地図)。Elizabeth Lakeまで約2マイル、其処からクロスカントリーで頂上を目指します。報告は16時間後にいたします。
Sentinel Falls
ヨセミテの落差の大きい滝の一つ。
夏は枯渇してしまう。