Apple Macintosh and “Yosemite”
1999年1月に発売されたApple社の新しいパソコンPowerMacintosh G3はいままでにないデザインと色使いでユーザーの度肝を抜いた。実はこの新型機は”Yosemite”というコードネームで開発が進められてきたもので、登場が待たれていたものであった。Apple社が社内のコードネームで使用する言葉はこれまでもBlackbird,Wall Street,Tsunami,Sapporoなどユニークなものが付けられてきたが、今回どうして”Yosemite”だったのかは明らかではない。
ミニタワー型筐体がヨセミテ渓谷の断崖絶壁を彷彿とさせるからというのは想像の域を出ないが、カリフォルニア州クパチーノのApple社で開発にあたるスタッフたちは必ずヨセミテ国立公園で疲れを癒し、霊感を得て新しいMacをつくっているはずだというのは私の確信である。