クライマーの隠しトレイル


よく見かけるTioga Road沿いに駐車した車です。写真右のドームはPywiack Dome、中央の高い山はTenaya Peak。Tenaya Lakeの北端から約1.5マイルほどの地点です。偶然見つけたのですが、奥に止まっている白い車のすぐそばには小さなケルンが積んであり、そこから下の地図に示した紫の線のような感じで、しっかりとした踏みあとが出来ていました(終端は確認していません)。その先南東側の岩壁の裾野には、かすかななトレイルが出来ています。どうも岩登りをする方たちの岩壁へのアプローチトレイルのようです。面白いのはTenaya LakeからTuolumne Medowsへとのびる公式トレイル(地図上の点線)よりしっかり使い込まれていることでした。

上写真は、Tioga RoadのBM8451地点で撮影。赤丸はLower Cathedral Lakeへ続くなだらかな岩場の始まるところ。ここへは、Pywiackドームの北側もしくは南麓からアプローチ可能(初心者向きのルートではありません)。

SUNSET AFTER A STORM, YOSEMITE VALLEY, CALIFORNIA; 1970

20101120
1970年10月23日、Warren HardingとDean Coldwellは、El CapitanのEarly Morning Light壁の初登をめざし、数週間分もの食料を持ち、岩壁に取り付きました。
11月に入ると秋の嵐がヨセミテを通過し、NPSは11日に彼らの救助を決定します。友人でもありクライミングパートナーでもあるRowellにも、救助に参加を要請する電話がかかり、Jim Bridwellと共にベイエリアからヨセミテへと向かいます。Crane FlatからValleyへと下っていくと、雲間からEl CapitanとHalf Domeが見え出してきました。今までに無いベストなシーンと感じたRowellは、3分ほど立ち止まり、200mm望遠で2枚の写真を撮りました。「Mountain Light」には、その写真を撮るにあたってユニークだと感じた二つの要素を述べています。
“First, the two most striking granite forms of the valley, Half Dome and El Capitan, appeared side by side , although they are actually at opposite ends of the valley. Second, each was lit with splendid, but very different, light. Together, the two factors gave the formations the separate character they have in real life, an effect that doesn’t usually come across in photos. Usually, images show the great rocks lit in similar light as part of a two-dimensional scene, thereby failing to convey the power of the landscape, which I saw coming alive. With El Capitan in red sunset light and Half Dome in blue shadow under a cloud, this image is a kind of visual archetype of the Yosemite experience.”
同じ時に同じ場所を通りかかったなら、まずほとんどの人が車を止めて撮影をすると思いますが、Rowellのようなことをどれだけの人が意識するのかは興味深いところです。 上の写真は、4冊の写真集を並べたものです。左上から時計回りに「Mountain Light」(初版1986年、これは1995年 Sierra Club Books版)、「THE YOSEMITE」(1989年、Sierra Club Books版)、「THE YOSEMITE」(2001年, YA版)、「California THE BEAUTIFUL」(2002年、Welcome Books版)です。面白いことに、年が進むにつれて、どんどん赤色が強くなって(着色されて?)きています。 さてValleyに到着したものの、救助はNPSの先走りだったため、その日に中止になります。Hardingらは順調に登り続け、11月18日に報道陣が並ぶEl Capの頂上にたどり着きました。

TBSテレビ「NAME-X」

TBSテレビ「NAME-X 挑み続ける者たち」(毎週火曜日21:54〜関東地区で放映)で
12月2日、12月9日の2回、フリークライマーの平山ユージ氏が紹介されました。
番組中の、ヨセミテ国立公園の紹介写真を「ヨセミテ国立公園大好き!」より提供させていただきました。(事後報告になり申し訳ありません)

エル・キャピタン最短登はん記録、再び更新

Hans Florine氏と平山ユージ氏が12日(日)、エル・キャピタン最短登はん記録を「2時間37分5秒」に更新しました。これは彼らが今年7月に打ち立てた「2時間43分33秒」を自ら短縮したものです。
SFクロニコル紙記事
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2008/10/13/MNC213FROA.DTL
日刊スポーツ記事
http://enjoy.nikkansports.com/kidsclinic/2008/kidsclinic200810141319.html

平山ユージさんが最速登攀=米ヨセミテ巨大壁を2時間43分

時事ドットコム 2008/07/04-08:54 平山ユージさんが最速登攀=米ヨセミテ巨大壁を2時間43分
【シリコンバレー3日時事】日本人ロッククライマーの平山ユージさん(39)と米国人ハンス・フローラインさん(43)は2日、カリフォルニア州北部のヨセミテ国立公園にある巨大岩「エルキャピタン」絶壁のスピード登攀(とうはん)に挑み、2時間43分23秒と最速記録を2分12秒縮め、新記録を樹立した。サンフランシスコ・クロニクル紙などが3日報じた。