Yellow-bellied Marmotというのが正しい名前かもしれません。
この写真はMt. Hoffmannの頂上で、バックパックに近寄ってきた大きなマーモットくんです。
ヨセミテでは8000-10000ftくらいの高さの岩山(Half DomeやClouds Restなど)の頂上に良くいます。
Mt. Danaでも下の方には結構たくさんいます。
概してフレンドリーな感じで、人間にも平気で近寄ってくるので、
食べ物を盗まれたりしないように気をつけましょう。バックもかじって穴あけます。
Columbine
この花もShooting starのように湿地帯で見かけられます。ハミングバードが好きな花だそうです。
Vernal Fall
(ああ)青春の滝
ヨセミテで最も人を集める滝の一つ。
春先から夏にかけての水の多い時期は水難事故に注意。
この写真は、Vernal Fall(Mist Trail)とClark Point(JMT)の中間にあるビューポイントより撮影。
California Ground Squirrel
「ミラーレイク湖畔にて」
ヨセミテにはリスが何種類かいますが、これはヴァレーでよく見かけるCalifornia Ground Squirrelです。キャンプ場でもよく「こぼれもの」を狙ってテーブル周辺に出没してきます。
Junior Park Ranger
他のナショナルパーク同様にYosemiteでもJunior Rangerプログラムが行われている。
Junior Rangerに認定される(レンジャーバッジをもらう)には、
– Junior Ranger プログラム(各場所で週に複数プログラム(1-2時間)が組まれている)に直接参加する
– Junior Ranger Handbook ($3.50)を入手し、手引きに沿ったアクティビティーを行う
(→http://www.nps.gov/yose/learn/jr.htm)
などの方法がある。
対象になるのは7〜12才のこども。
Coyote
ヨセミテではリス・シカに次いで良く遭遇する哺乳動物です。(Raccoonも同じくらい)
山や森の中よりも、バレーの人間のいる場所に良くいるような感じを受けます。
時間・季節を問わず行動していますが、冬の方が遭遇機会が多いように思います。
トレイルや歩道ですれ違ってもたいていは知らんぷりされるか、逃げていき、
こちらに近寄ってくることはありません。
American Pika (ナキウサギ)
高山にのみ住んでいる小動物です。
Yosemiteでは、Tioga Pass付近の岩場(Gaylor PeakやMt.Danaなど)で、運が良ければ遭遇できます。
日本ではナキウサギという名前で有名ですね。(北海道の高い岩山にだけいます)
体長15cmくらいで、尻尾なし(見えないだけ?)、グレーの縁取りの丸い耳が特徴です。
ウサギ跳びでピョンピョン跳ねます。
Lembert Dome
Tuolumne Meadowsの東端にあるLembert Domeに登るルートには、
1.Lembert Dome駐車場からDog Lake方面に西北から回り込むオフィシャルトレイル
2.Tuolumne Lodge駐車場から登るオフィシャルトレイル
3.Lembert Dome駐車場からDome直下(北壁側)を登る旧トレイル(閉鎖・立入禁止中)
4.Rock Climbing各ルート
などがありますが、Lembert Dome駐車場などから岩肌を歩いて上り下りする事も不可能ではありません。
往復1.3マイル程度です。
最も傾斜がきつく難しいのは序盤の8800〜9000ft辺りの部分です。
東南方面にDomeを巻くようにルートをとります。
手を使わなくても上り下りは可能です。
靴はグリップの確実なものを使用しましょう。
GPS用データ(上のmapの元データ)をあげておきます。
GDB file
*岩登りの危険を十分理解してトライしてください。
Puppy Dome
Puppy DomeはTuolumne MeadowsにあるClimbing/Boulderingで有名な小さめのDome岩です。
なぜPuppy Domeと呼ばれているのか知らないのですが(Place name of High Sierra等にもないし)、
Yosemiteの他の動物名オブジェ(ValleyのElephant Rockとか)と同様、きっと形だと息子の意見。
親も同意しました。(ホントかな?)
↓こんな感じで。
IV. Lyell渓谷とMt. Lyell
Pursuing my lonely way down the valley, I turned again and again to gaze on the glorious picture, throwing arms to inclose it as in a frame. – John Muir「In The Heart of The California Alps」
1863年7月1日、BrewerとHoffmannは、前日一緒にMt. Danaを登り終え、Big Oak Flatへと戻っていくWhitneyと別れ、Tuolumne Meadowsの奥にある谷の探査に向かいます。この日二人は、谷の再奥まで進みました。翌日、7時間かけて斜面を登り、樹林帯を越え、昔に「氷河で磨かれた」と思われる岩場を登り、雪渓を詰め、最高峰を目指します。しかしながら、頂上直下30メートルほどのところで行き詰まり、登頂を断念してしまいます。彼らによりこの山は、英国の地質学者の名前を取ってMt. Lyellと名付けられました。1871年8月29日、John Boies Tilestonが、このヨセミテの最高峰(13,114ft.)に初登頂します。1872年にはMuirが、Mt. Lyellのそれを含め、ヨセミテの高山に残る雪が雪渓ではなく、氷河であることを発表しました。
Tuolumne Riverは、Tuolumne Meadowsの東端でDana ForkとLyell Forkの二つに分かれます。現在Dana Fork沿いにはTioga Roadが、Lyell ForkにはJMT[註]が通っています。Lyell谷は、Tuolumne大渓谷と様相は全く異なり、幅が0.5マイルほどの底が平らで、空の広がった明るい谷です。ここではTuolumneの川幅はかなり広く、うねりながら静かに流れています。7マイルほど進んで、初めてMt. Lyellの遠望が可能となります。すぐに平らな谷は山裾に突き当たってなくなり、其処からは急登が始まります。登るほどに風景は変わり、アルペン的になってきます。Donohue Passへ向かうJMTをはずれ、緩やかなな谷を進んでいくと、Lyell氷河が目の前に広がります。かなりの長距離(往復20マイル強)になりますが、初夏の日が長く、草がまだ緑のときに、ハイキングやバックパッキングなどで訪れてみたい一帯です。
写真上(1):Lyell渓谷から望むMt. Lyell(白い山)