A Conversation with Kimi Kodani Hill, Obata family historian

サクラメントのクロッカー・アートミュージアムで開催中の「チウラ・オバタ展」を孫娘のキミ・コダニが解説します。

A Conversation with Kimi Kodani Hill, Obata family historian

Assistant Curator Christie K. Hajela talks with Kimi Kodani Hill, the Obata family historian, about her grandfather's art and life. Please note, this video was meant to be a livestream. Unfortunately, we were unable to stream due to technical constraints, hence the lower-than-usual video quality and references to live-streaming.

Crocker Art Museumさんの投稿 2019年9月14日土曜日

「小圃千浦〜カリフォルニアに生きる」(2019.1.18-3.10 岡山県立美術館)

「小圃千浦(おばたちうら)〜カリフォルニアに生きる」展が岡山県立美術館で年明けの1/18〜3/10に開催されます。今回日本での開催はここだけですので、岡山の方はもちろん他県の方も、足を運んでいただける方はぜひ見ていただきたい展覧会です。ヨセミテを描いた作品も多数出品されます。

A4フライヤー(PDF)

Firewall


Outdoor Photographer誌2月号に、Horsetail Fallに関する2ページの記事がありました。著者はPhil Hawkins氏。
『Firewall』の所以である、Glacier Pointから燃えた木を投げ落とすアトラクション(1968年に中止)とRowellによるHorsetail Fallの撮影について触れた後、撮影のためのアドバイスなどが書かれています。見頃は二月中旬、ベストの撮影場所は2箇所:「The picnic area near the east shoulder of El Capitan」 と「the banks of the Merced River near Southside Drive just west of Swinging Bridge」。2月中旬の日の入りは5:30-5:50分のあたりで、その30-45分前に太陽が射しはじめます。混むので早く行って場所をとること。カメラ設定の目安は、70-200mmのレンズとポラライザーを使い、ISO100、絞り2.8、シャッタースピード1/160から1/250。天気は晴れであることが必要とのことです。

http://www.outdoorphotographer.com/locations/north-america/horsetail-fall-in-february.html

SUNSET AFTER A STORM, YOSEMITE VALLEY, CALIFORNIA; 1970

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1970年10月23日、Warren HardingとDean Coldwellは、El CapitanのEarly Morning Light壁の初登をめざし、数週間分もの食料を持ち、岩壁に取り付きました。
11月に入ると秋の嵐がヨセミテを通過し、NPSは11日に彼らの救助を決定します。友人でもありクライミングパートナーでもあるRowellにも、救助に参加を要請する電話がかかり、Jim Bridwellと共にベイエリアからヨセミテへと向かいます。Crane FlatからValleyへと下っていくと、雲間からEl CapitanとHalf Domeが見え出してきました。今までに無いベストなシーンと感じたRowellは、3分ほど立ち止まり、200mm望遠で2枚の写真を撮りました。「Mountain Light」には、その写真を撮るにあたってユニークだと感じた二つの要素を述べています。
“First, the two most striking granite forms of the valley, Half Dome and El Capitan, appeared side by side , although they are actually at opposite ends of the valley. Second, each was lit with splendid, but very different, light. Together, the two factors gave the formations the separate character they have in real life, an effect that doesn’t usually come across in photos. Usually, images show the great rocks lit in similar light as part of a two-dimensional scene, thereby failing to convey the power of the landscape, which I saw coming alive. With El Capitan in red sunset light and Half Dome in blue shadow under a cloud, this image is a kind of visual archetype of the Yosemite experience.”
同じ時に同じ場所を通りかかったなら、まずほとんどの人が車を止めて撮影をすると思いますが、Rowellのようなことをどれだけの人が意識するのかは興味深いところです。 上の写真は、4冊の写真集を並べたものです。左上から時計回りに「Mountain Light」(初版1986年、これは1995年 Sierra Club Books版)、「THE YOSEMITE」(1989年、Sierra Club Books版)、「THE YOSEMITE」(2001年, YA版)、「California THE BEAUTIFUL」(2002年、Welcome Books版)です。面白いことに、年が進むにつれて、どんどん赤色が強くなって(着色されて?)きています。 さてValleyに到着したものの、救助はNPSの先走りだったため、その日に中止になります。Hardingらは順調に登り続け、11月18日に報道陣が並ぶEl Capの頂上にたどり着きました。

LAST LIGHT ON HORSETAIL FALL

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Galen Rowellの、ヨセミテ写真の中で有名なものの一つに、「LAST LIGHT ON HORSETAIL FALL, YOSEMITE’s “NATURAL FIREWALL”, CALIFORNIA; 1973」があります。同氏の写真集”Mountain Light” に撮影時にまつわる裏話が書いてあります。ごく簡単にまとめると:
とある夕方、岩登りの後に友人とドライブ中、いままで見たことも聞いたことも無い現象を見かけ写真を撮ろうとしましたが、光はすでにあせてしまいました。しかし次の日の夕方、レンジャーのRiegelhuth氏(後のチーフレンジャー)を乗せてドライブしているときに、再び滝が光るのを見かけます。
”Excuse me Dick, The Light is wild on Horsetail Fall, and if you do not mind, I’m going to race over there and try to get a picture.”とRowellは話し、制限速度の2倍ほどで運転してスポットに到着、300mmのレンズのついたカメラをもって、チェーンフェンスを乗り越え、撮影場所を探します。赤い水煙の入る構図は完璧でしたが、足りないものがありました。滝を見ていたRiegelhuth氏はフェンスまで近寄ってきて「何か足りないものは?」と尋ねます。”My Tripod. It’s in the backseat.” 氏から三脚が手渡され、光が消えてしまうまでに、数枚の写真を撮ることが出来ました。
Michael Fryeによると、1940年にAnsel Adamsは、午後の光のもとで、滝の白黒写真を撮っていたようです。ですが日没時、オレンジに輝く滝をカラーで撮ったのは、Rowellが最初だと書いています。

Mountain Light


Mountain Lightのgalleryに立ち寄り、だめ元で尋ねたところ、「個々に写真を撮らなければ、撮影はOK」とのことでした。右手前の大きい写真はRowellが有名にしたHorsetail Fall(El. Capitanの西側)の限定版。確か$4600位の値段がついていました。

Rowellが使っていた道具や、関連新聞記事なども置いてあります。

八木祥光 写真展 「風景写真の聖地に立つ」8月27日(木)?9月2日(水)

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八木祥光 写真展 「風景写真の聖地に立つ」
期 間: 2009年8月27日(木)?9月2日(水)
求人広告を企画・発行する株式会社アイデム(新宿区新宿 代表取締役:椛山亮)http://www.aidem.co.jp/が運営するフォトギャラリー「sirius」http://www.photo-sirius.net/では、八木祥光写真展「風景写真の聖地に立つ」を8月27日(木)?9月2日(水)に開催いたします。
■写真家コメント
32歳(1973年)の時にヨセミテ国立公園(アメリカ・カリフォルニア州)に訪れました。そこには20世紀の風景写真の先駆者であるアンセル・アダムス(1922?84)のミュージアムがあって、壁面に8×10インチの写真が数点飾られ、各写真の下には微妙に焼きの異なるオリジナル写真が入った引き出しがあり、観光客が写真を選び買っていました。写真が売れることに驚き羨望を感じました。
 アダムスは、ヨセミテを拠点にアメリカ西海岸を中心に風景・人物・生物などをモノクロームで撮影し、代表作はヨセミテの風景写真です。私は風景写真の神髄を求め、ヨセミテを出発点にロッキー山脈を北上し、アラスカまで3ヶ月のアダムスの撮影地めぐりを4×5カメラに白黒フィルムを携え、心をときめかし出掛けました。今回の展覧会はその時(36年前)の聖地巡りの写真を展示いたします。
 白黒写真はモノトーン故に奥が深く、微妙な質感を如何に出すか、昔の記憶をたどりつつ心躍らせながらフィルムをスキャニングし、インクジェットでプリントをしてみました。
(モノクロ約40点)
■写真家プロフィール
八木祥光
1941年 愛知県豊橋市に生まれる
1963年 愛知大学法学部経済学部卒業
1965年 金融機関を退職し、フリーランスの写真家となる
1971年 ニコンサロンの写真展が毎日新聞全国版家庭欄に大きく紹介され、婦人画報、科学朝
日などに掲載される。NHKテレビに出演し作品も放映される
現在、日本写真家協会会員、NHK文化教室講師、愛知大学オープンカレッジ講師
写真展
1971年 「野路の花」  ニコンサロン
1983年 「北緯35度」  ナガセフォトサロン
1990年 「季節のクレヨン」  フジフォトサロン
1992年 「上高地の四季」  東京ペンタックスフォーラム
2008年 「写真の聖地に立つ」  フォトサロン サン・ルゥ   その他多数
出版物
1988年 「季節のクレヨン」  玄光社
1992年 「グリーン・フィーリング上高地」  文一総合出版
1995年 「野の花の撮影術」  学習研究社
2005年 「野の花」  やるき出版   その他多数
【日時・会場】
会場:アイデムフォトギャラリー シリウス
(地下鉄丸ノ内線 新宿御苑前駅徒歩1分)
   〒160-0022 新宿区新宿1−4−10 アイデム本社ビル2F
期間:2009年8月27日(木)?9月2日(水)
開館時間:10:00〜18:00(最終日は15:00まで)
休館日:日曜日・祝日
入場料:無料
[お問い合わせ]
アイデムフォトギャラリー シリウス事務局
担当:山下洋一郎・峯岸三奈子
TEL.03‐3350‐1211
http://www.photo-sirius.net/