街中のクマ

この頃はクマ目撃情報を投稿しているだけの気がしますが…(笑)
a-bear.jpg
剥製のようにも見えますがホンモノです。
ヨセミテの東のマンモスレイクスの街中(CA203沿い)を闊歩していました。
にらみ合っている時はけっこうドキドキでした。
口から出している泡は唾液なんでしょうか。

Historic Resource Study: Yosemite

20050802.jpg1987年に、Linda Wedel Greeneによってまとめられた1,200ページを越えるこの本は、内務省から発行されたヨセミテに関する百科事典とも言えるでしょう。有史以前のネイティブアメリカンの生活の調査に始まり、ヨセミテの発見、マリポサ大隊による探査、州立公園の設立、国立公園の設立、道路・トレイル網の設備、渓谷の国への返還、公園内の私有地、騎兵隊による管理、NPSの設立、開発・観光化等と、1970年代にいたるまでのありとあらゆる情報がまとめられています。添付されている地図、写真を見るだけでも価値があります。NPSより3本のPDFファイルとしてダウンロードができます。

Yosemite環境問題の本

20050801.1.jpg 20050801.2.jpg
環境問題関係の本を二冊ほどご紹介します。まずはAlfred Runteの”Yosemite”。ヨセミテ国立公園ができてから終わることなく続く、保護と利用に関する論議についてまとめた本です。最近話題になった”Needle-Miner”によるLodgepole Pineへの被害の対策すら、するかしないかで過去に論議があったようです。NPSのWebsiteからダウンロードできます。
もう一冊はHetch-Hetchyダム問題に関する専門書です。ダムに没する前のHetch-Hetchy Valleyの話(当然Muirがでてきます)、サンフランシスコの水問題、賛成派と反対派の論争、そして連邦議会での論議、建設の話などが、中立の立場で非常に詳しく書かれています。意外なことに、当時のダム化反対主派(Sierra Club)は、Hetch-Hetchy Valleyにホテルやレストラン等を作り、さらにはTuolumne Meadowsへと続く道路建設(Colby Brief)を考えていたそうです。貴重な数々の写真とともに、1世紀近く前の興味深い環境論争が伺えます。
[1]Alfred Runte, “Yosemite, The Embattled Wilderness”,University of Nebraska Press, ISBN 0-8032-3894-0
[2]Robert W. Righter,”The Battle Over Hetch Hetchy”,Oxford University Press,ISBN 0-19-514947-5

新URLに移行しました

にしむら@ヨセミテ大好き!です。
みなさまにご愛顧をいただいております「Yosemite National Park/ヨセミテ国立公園大好き!」ですが、このたび8月1日をもちましてサイトを移転いたしました。(さきほど旧サイトをクローズいたしました。)
すでにこれまでのコンテンツのデータについては、移転を完了しまして運用を開始しております。
新サイト「Yosemite.jp/ヨセミテ国立公園大好き!」は以下のURLです。
https://yosemite.jp/
https://yosemite.jp/
(どちらでもOKです。)
リンクをしていただいている方は、お手数ですが変更をお願いいたします。
また「ヨセミテ国立公園大好き!BBS」もデータ移行を完了し、すでに新URLに移転をいたしました。
https://yosemite.jp/yybbs/yybbs.cgi/
なお一部のコンテンツで、旧サイトのアーカイブを参照するリンクがそのままになっているものがあります。書き換え作業を順次進めておりますが当面ご不便をおかけすることがあるかもしれません。ご不明の点や不具合がありましたら遠慮なく管理者宛メールもしくはBBSでお尋ねください。
今後とも新サイトをよろしくお願いいたします。

サイトのヘッダー写真について

サイト移転にともなって、デザインを変更したのがヘッダー部です。
いままでは4枚の写真を使っていましたが、こんどは1枚の横長写真を使っています。
パノラマ写真というわけではなくて、これまでに撮り溜めた写真のなかから980×180ピクセルに切り抜いて使っています。
いまのところ8枚を気まぐれで入れ替えています。(全部見ましたか?)その8枚を一挙に公開します。
またご感想などお寄せくだされば幸いです。

bloghead1.jpg「トンネルビューから」

bloghead2.jpg「グレイシャーポイントから」

bloghead3.jpg「ヴァーナル滝上から」

bloghead4.jpg「夕刻のランバートドームからユニコーンピーク、カシドラルピークを望む」

bloghead5.jpg「マリポサグローブのジャイアントセコイア」

bloghead6.jpg「エル・キャピタン」

bloghead7.jpg「ヨセミテ滝」

bloghead8.jpg「Tuolumne Meadows」

Sport shop

sport_shop.jpg
場所はヨセミテ・ヴィレッジ、ヴィレッジ・ストアの南にあります。アウトドア、フィッシング関係のグッズや衣料などが充実しています。
同様のショップはカリーヴィレッジにもあります。

Village Store

village_store.jpg
ヨセミテヴィレッジにある園内最大規模のストア。食料、日用品、アルコール、ギフトなど、忘れ物があっても大抵のものはなんでも揃う。
食料品の品揃えも多様で、長期滞在キャンパーには強い味方だ。

ヨセミテ観光150周年

7月27日は、ヨセミテに初めての観光客がやってきた150周年にあたります。
James Mason Hutchingsはヨセミテでの最初の観光業者ですが、1855年、彼に引率されたグループがヨセミテを訪問しました。その中にはアーティストのThomas Ayresが含まれており、 Ayresの描いたヨセミテのスケッチはHutchingsの文章とともに世界中に紹介され、ヨセミテ観光の時代に幕が開いたというわけです。
(NPSのDaily Reportより)
Ayresのスケッチはこちらのページ”A trip to the yohamite valley”に載っています。

続きを読む →

ロッジポール・パイン林の変色

MtdanaandTuoMeadowmini.JPG
7月15日付けで、西村さんが言及されていた「ロッジポール・パイン林の変色」につき、これがそうではないかと思える風景がありましたので、写真をアップロードします。テナヤ・レイクとTuolumne Meadowの中間地点、タイオガ・ロードから程近い名もないドーム頂上からの写真です。マネージメント・ファイアでも起こしているのかと思うくらい、一面茶色くなっていました。虫にやられて変色して、そのあとどうなってしまうのか、わからないけれど、気にかかります。

リサイクリング・センター

Village Store Recycling Center
recycle.jpg
Village Storeの東口(パーキング側)を出たところにリサイクリング・センターがあります。
園内のストアで売っているビン飲料、ペットボトル飲料などのうち「5¢ Refund」のシールが貼ってある(オリジナルのミネラルウォーターはラベルに印刷してあります)ものは、ここへ持っていくと1つにつき5セントを返却してくれます。
各ストアのレジでも対応してくれますが、キャンプ場をチェックアウトした後、大量の「Sierra Nevadaビール」の空きビンとともにここを訪れるのが私の習慣となっています。