少し古い(Sep. 26)ニュースですが、2,300エーカーほどのPrescribed Burn が予定されています。特に10月、Gin Flat(Crane Flatの東)付近はかなり煙そうです。
クリーン・バス・リーダー
NPSによると、The Environmental and Energy Study Institute (EESI)によって、今春導入されたヨセミテ国立公園のハイブリッド・シャトルバスのシステムが「National Clean Bus Leader for 2005」に選定されたようです。
http://www.nps.gov/yose/news/2005/eesi0926.htm
Tuolumne Meadowsキャンプ場営業終了
Tuolumne Meadowsキャンプ場が先週末で今シーズンの営業を終了しました。またWawonaのキャンプ場は当日先着順受付となっています。
いよいよハイカントリーはシーズンオフが近づいてきました。寂しいですね。
ハーフドーム・トレイル工事
NPSによるとハーフドーム・トレイル(サブドーム部分)の工事は予定より早く9/29の午後4時に完了します。その後10/10まで制限なしで通行可能です。そして10/11に頂上ワイヤーケーブルが外され(天候による)、オフシーズンとなる予定です。
Remembered Yesterdays
“One conversation that we had beside the campfire at Soda Springs had an important sequel, for it was here that I proposed to Muir that we should set on foot the project of the Yosemite National Park.” Robert Underwood Johnson「Rembered Yesterdays」
ヨセミテ国立公園の設立運動や、Hetch Hetchy渓谷のダム化反対運動などに関わった、Century誌の編集員Robert Underwood Johnsonは、1923年に回顧録”Remembered Yesterdays”を出版しました。それには、1889年にSan Franciscoのホテルで初めてMuirに会ったとき、共にYosemiteに出向き、Tuolumne MeadowsのSoda Springsで、国立公園設立の運動をする提案をしたこと、1890年に連邦議会での公園設立運動に関わった政治家たちのこと、その後アメリカに広まった森林保護の流れやHetch Hetchy問題に絡む、Roosevelt大統領やPinchot(Forest Service初代長官)との書簡のやり取り、Roosevelt本人から聞いたMuirとのヨセミテ旅行のことなどが書かれています。600ページとかなり厚い本ですが、上記に関連した部分は50ページ程度しかなく、あまりお買い得感はありませんが、Muirの個性や当時のワシントンの内情がうかがえ、貴重なヨセミテ・Muir関連資料といえるでしょう。
タイトル:Remembered Yesterdays
著者:Robert Underwood Johnson
出版社:Kessinger Publishing
Sierra Stove
シエラストーブという、超小型の薪ストーブがあります。大きさは、丼程度のブリキ製で、底に単三電池一本で動くモーターで回るファンを取り付け、ふいごのように、下から風を送り、小枝などを燃やす仕組みになっています。買い物袋いっぱいの枯れ枝(太さは鉛筆以下が最適)があれば、数時間のミニ焚き火が楽しめます。ほぼ完全燃焼するので、煙も出ず、燃えカスの灰もほんのわずかしか出ません。Wildernessでの幕営地での焚き火は楽しいものですが、無制限にどこでもできるわけではありません(新しい竃を作れないなどのルールがあります)。このストーブならば、ほぼ自然にダメージを与えず、場所を選ばずに焚き火ができます。
Time and the Tuolumne Landscape
Tuolumne MedowsおよびHigh Sierra付近で1900年代初頭に撮られた写真(主にG. K. Gilbertが撮影)と、同じ撮影場所から80〜90年後に撮った写真の二つを並べ、地勢・植生・人為の影響(車道・ダム・建造物)を比べた写真集です。岩山等に変化は見られませんが、積雪量、植生、そしてメドウなどでの川の流れの違いにはかなり驚かされます。過去の写真と合わせるため、すべてモノクロが使われています。各写真の解説も読んでいて興味深いものがあります。
Time and the Tuolumne Landscape: Continuity and Change in the Yosemite High Country
Thomas R. Vale and Geraldine R. Vale著
総200ページ強
出版社: Univ of Utah Press
ISBN: 0874804299
Sugar Pine
Of all the world’s eighty or ninety species of pine trees, the Sugar Pine (Pinus Lambertiana) is king, surpassing all others, not merely in size but in lordly beauty and majesty. – John Muir「The Yosemite」
巨大な松ぼっくり(コーン)をつけるSugar Pineの木は独特な形をしており、遠くからでも簡単に識別が可能です。120号沿いでは、特にBig Oak Flat EntranceとMerced Groveの間でかなりの数を見かけることができます。写真:Big Oak Flat Entranceにある巨大なSugar Pine。枝の先端にはコーンが付いています。
Wilderness Permit Station
Gas
[9-18撮影]
El Portalではとっくに(?)、$4.00を超えていたのかもしれません。
個人的にははじめて目にした$4.00/ガロンでしたが。