ハンタウイルスについて

すでに掲示板でも話題になっていますが、ネズミが媒介となっておこる感染症”Habtavirus CardioPulmonary Syndrome (HCPS)”で患者の死亡事例が出ています。
http://www.cnn.co.jp/usa/35021064.html
ヨセミテ滞在中の注意としてはネズミ類、その糞や食痕への接近を避けること。
帰宅後は、もし初期症状に類するものが出た場合にすぐに病院で受診することでしょう。
(1-2週間で熱、頭痛、筋肉痛(特に腿、ヒップ、背中、肩)といったフルーのような初期症状が出る。その後2-7日で呼吸困難の症状が出て、ひどい場合は入院が必要。)
toshiさん情報ありがとうございました

キャンプグラウンド内の掲示ポスター
P1070410

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ヨセミテ:9月5日


雷雨が来る前、Tioga料金所付近のトレイルで遭遇した蛙。

雷雨は日の出前には上がりましたが、なんとなく悪天が続く予感。

Olmsted Pt.より。

Pothole Dome:昼のあいだ天気は持ったものの、雲はかなり多め。

Pothole Domeでは地学のフィールドセミナーが開かれていました。

日没ごろには西の空は厚い雲で覆われしまい、Mt. Connessがちょっとピンクに染まっただけ。

The Ancient Bristlecone Pine Forest

カリフォルニアでは、三種類の『世界一』の木が見られます。
まず世界一高いことで知られるレッドウッド、
次に世界一大きなセコイアの木。これらがヨセミテやセコイア国立公園で見られるのはご存知のとおりです。
そして三つ目は、世界一古い(年輪鑑定による)ブリストルコーンパインです。
今回はヨセミテとは直接関係ありませんが、ブリストルコーンパインについて簡単にご紹介。
シエラネバダの東側を南北に走る395号沿いに、Big Pineと言う小さな町があります。そこから168号を13マイルほど北東にドライブし尾根に上ります。そこからさらに10マイルほどWhite Mountain Roadを北に進むと、USFS管轄のAncient Bristlecone Pine Forestに到着します(写真1)。ここは高度3,000メートルで、山全体がブリストルコーンに覆われています(写真2)。1マイルと4.5マイルの二つのトレイルがあるので(写真3)、体力、時間に合わせて好きなほうを周ってみてください。2008年にVisitor Centerが火事で消失したため、ずっとモーターホームを使った仮の案内所が使われていました(写真4)。新センターは9月1日にオープンしたはずです。4.5マイルルートを歩かれる方は、Methuselah Walkという15ページほどのガイドブックを購入($1を寄付)されることをお勧めします。また2008年の火事で倒れた木の枝を輪切りにしたものを募金のお礼という形で手に入れることが出来ます。この枝は直径2.75インチ、大体120年位経っているようです。
入園料は一人3ドル、もしくは車一台で$6。Visitor centerは10時から5時まで、トレイル・駐車場は24時間開いているとのことです。誰も集金しないので、自己申告で支払うようです。

[1] The Ancient Bristlecone Pine Forest 入り口、後ろはシエラネバダの山。

[2] Bristlecone Pineに覆われた山。

[3] トレイルマップ。

[4]オープン間近(Sep. 1 2012の予定)、内装工事におわれるVisitor Centor。

[5]Metheuselah Walkガイドと、募金のお礼の「枝の輪切り」

ヨセミテ:9月1日


Dana Meadows。温度は華氏33度くらい。

Pywiack Dome付近は華氏29度。この寒さの中、ヘッドライトをつけて岩を攀じるクライマーがいました(ヘッドライトの光がかすかに写っています)。

前日シエラの山は大荒れでしたが、今日は快晴。

すでにHDケーブルに一人取り付いており、頂上には2人ほど人影が見えています。

ヨセミテ:8月25日


Tenaya Lake、後ろはClouds Rest。

Cathedral Lakes TH@Tuolumne Meadows.
後で気づきましたが、車のライセンスに注目。

Dana Meadows。
左はDana、中央から右にかけてKuna Crest、(Mammoth Peak)。

Tioga Pass entrance。後ろはMammoth Peak。

Tioga Road、Mono Lakeへ向けての下り。

2002年: Warren HardingとGalen Rowell

ちょうど10年前、ヨセミテに深く係わりのあったWarren Harding(6/18/1924?2/27/2002)とGalen Rowell(8/23/1940?8/11/2002)が亡くなりました。 El Capitan NoseやMt. Conness南西壁ルートの初登などで有名なHardingは2月に77歳で天寿を全う、Rowellは8月に、Bishopの空港で小型飛行機の着陸時の事故で妻のBarbaraと共に亡くなりました。写真家としての肩書きで知られるRowellですが、若いときは難しいクライミングをこなし、二人は共にザイルパーティーを組んだ親しい仲でした。写真(2006年4月)は使いまわしになりますが、二人が1968年の11月にHalf Dome南壁登攀時に雪嵐につかまり、Royal Robbinsらに救助されたときのものです。スライドを紹介しているのはRobbins本人(2006年4月の講演)。

Royal RobbinsはヘリでHalf Domeの頂上に到着。

頂上かおろされた800ft.のロープを上りきったHardingと

Rowell。

ヨセミテ:8月4日


Yosemite Creekから西側はCascade Creekの火事の煙が入り、ちょっと空気は濁り気味。数箇所でこんなサインを見かけました。

Olmsted Pointから東側の空気はさすがにクリーン。

今まで見たことが無いほどに水位の低いTenaya Lake。

Mt. Dana、Gibbs、そしてMono Pass(右端)。 1833年秋に白人として始めてヨセミテ横断をしたJohn Walkerらは、Mono LakeからMono Passに上り、Parker Pass Creek(手前)を下りTuolumne Meadows方面にぬけたと考えられています。

Tuolumne Meadowsキャンプ場入り口付近。

クライマーの隠しトレイル


よく見かけるTioga Road沿いに駐車した車です。写真右のドームはPywiack Dome、中央の高い山はTenaya Peak。Tenaya Lakeの北端から約1.5マイルほどの地点です。偶然見つけたのですが、奥に止まっている白い車のすぐそばには小さなケルンが積んであり、そこから下の地図に示した紫の線のような感じで、しっかりとした踏みあとが出来ていました(終端は確認していません)。その先南東側の岩壁の裾野には、かすかななトレイルが出来ています。どうも岩登りをする方たちの岩壁へのアプローチトレイルのようです。面白いのはTenaya LakeからTuolumne Medowsへとのびる公式トレイル(地図上の点線)よりしっかり使い込まれていることでした。

上写真は、Tioga RoadのBM8451地点で撮影。赤丸はLower Cathedral Lakeへ続くなだらかな岩場の始まるところ。ここへは、Pywiackドームの北側もしくは南麓からアプローチ可能(初心者向きのルートではありません)。