BBSでの話題: ヨセミテ訪問報告 2006

行ってきました! ご報告&御礼 まゆ – 2006/09/18(Mon) 13:38 No.279
にしむらさんはじめ、皆様こんにちは。
8月末〜9月頭にかけてヨセミテへ行ってきましたので、ご報告致します。
1日目 サンフランシスコ午前着後、空港でレンタカーを借りユニオンスクエア周辺のホテルへチェックイン。
市内観光。風が強く寒かった。初日からフリース着用。
2日目 時差ボケで早朝目が覚めてしまった為、夜明け前でしたがヨセミテへ向け出発。
途中一度道を間違えたが、順調にヨセミテ到着。
バレーに立ち寄り、トンネルビュー、マリポサグローブ、グレイシャーポイントへ。
グレイシャーポイントでは、山火事の煙が立ち昇っているのが見えました。
El portal泊
3日目 ブライダルベール滝見学後(水量少)、バーナル&ネバダ滝 ハイキング。
行きはミストトレイル(バーナル滝のミストは少量、滝つぼの虹が綺麗だった)、帰りはジョン・ミュア・トレイルで。
El portal泊
4日目 El PortalからLee Vining へ移動。Tioga Road沿いを観光。
May Lakeハイキング、オルムステッドポイント(工事中でしたが写真を撮らせてくれました)、Tenaya Lake、
Tioga Lake、Ellery Lake。
こちらでも紹介されているMobil Gas Station で給油&食事
Lee Vining泊
5日目 今回のハイライト、Rower & Upper Cathedral Lake ハイキング。
花はもう遅いかと思っていましたが、ルピナスが沢山咲いてしました。名前不明の花も幾つか・・・。
Upper Lakeでランチタイム。いつまで見てても飽きない景色ですね。色々な角度からのCathedral Peakもすばらし
かったです。なんといってもEcho Peaksを過ぎたあたりでトレイルを左にはずれ、名もないPeakからの360度の
大パノラマには圧巻。帰りには鹿の親子に遭遇。
Lee Vining泊
6日目 Mono Lakeの奇岩と変わったハエ、エビを見て、湖水を味見。しょっぱかったです。
June Lake Loop Roadを一周してから、ヨセミテに別れを告げ、NAPAへ。
NAPA泊
7日目 ワイナリーを2箇所見学後、ゴールデンゲートブリッジ経由でサンフランシスコへ。
残りの市内観光。
8日目 帰国の途へ
すっかりハイシエラにはまってしまいました。
次回はハイキング三昧の毎日を過ごしたいと、来年の計画を始めました。(地図やガイドを買い込んできました)
7月に行きたい所ですが、仕事の都合でどうしても今年と同じ時期となりそうです。
このサイトに出会い、皆様からアドバイスと情報を頂けたおかけで楽しい旅となりました。
本当にありがとうございました。また今後もよろしくお願い致します。


今年はご報告させてください。 ひろみ – 2006/08/27(Sun) 22:36 No.259
 昨年は何のご報告もせず1年が過ぎてしまいました。今年こそ…報告させてください。英国テロ未遂事件の直後の12日に成田を出発しました。3時間前に空港に到着したというのに雷雨のため出発は3時遅れ、サンフランシスコからの120号でも途中で山火事で足止めを1時間ほど食いました。7泊のヨセミテ滞在は以下のようなスケジュールでした。
13日 グレーシャーポイント近くタフトポイントまでのレン    ジャーウォークに参加。夜はヴァレイのスターゲイジ    ングレンジャーウォークで天の川や流れ星を満喫。
14日 ラフティングで1日過ごす。
15日 Tuolumne Meadouws の伏流水のお話レンジャーウォ    ークに参加。そのまま、ロッジに滞在。ろうそくの宿    なのにレストランの食事がおいしいことにびっくり。
16日 Tuolumne Meadouws のバードウオッチングレンジャ    ーウォークに参加後、乗馬2時間。
17日 ヴァレィに戻り、グレイシャーポイントからセンチネ    ルドームで360度のパノラマヴューを楽しむ。
18日 10歳の息子のたっての望みで二度目のラフティング、    しかし、水量少なくほとんどフローティング&プッシ    ングです。
その後サンフランシスコに1泊して戻りました。滞在中に来年の予約もしましたが、やはり、7泊となるとヨセミテロッジのスタンダードも取れず、177$の部屋でした。ヴァレイでは宿泊施設を増設中、人は増えて欲しくないけれど、宿泊予約はしやすくなってほしいと複雑な心境です。


結果報告 nona – 2006/08/27(Sun) 23:48 No.260
こんばんは。過去ログNo.82で、いろいろ教えて頂いたnonaです。
こちらのサイトで様々な情報を教えて頂いたおかげで楽しい旅ができました。ありがとうございました。
【結論】
ヨセミテ最高!本当に良かった。歩きたい所がいっぱいあったのですが、時間なく消化不良気味。3泊4日では短いですね!また行きたいです。
では、以下、帰国報告です。
【旅程】
8月13日
昼前にSFO着。レンタカーでスタートしたとたんハーツの建物を出て右折する際、左車線に入ってしまい、家族全員凍る。でもなんとかモントレーに到着。ホテルに荷物を置いて観光。フッシャーマンズワーフや17マイルドライブへ。道沿いのGOLF場で海越えのショートホールに感動。モントレー泊。
8月14日
8:30モントレーを出発しヨセミテへ。途中何度か道を間違えて1時間程余計に掛かって14時頃南エントランスより入場。マリポサグローブの駐車場が満車だったのでワヲナに駐車して無料シャトルでマリポサグローブへ。15:45のトラムツアーに参加。見学後バレーへ。途中トンネルビューで感動。19時頃カリービレッジにチェックイン。駐車場が満杯で困りました。夕食はピザ。カリービレッジ泊。
8月15日
目がさめて寒さに驚く。8:15頃歩いて出発。ハッピーアイルまで歩き、更にヴァーナル滝上までハイク。水量もそれなりにあり迫力ありました。その後車でグレイシャーポイントへ。途中分岐点を先頭にすごい工事渋滞で時間かかりました。でも感動の風景でした。午前中歩いた所を上から確認。ネバダ滝下まで行けば良かったと後悔。カリービレッジ泊。
8月16日
8:30頃車で出発。ツォロミーメドウズへ。途中オルムステッドポイントとテナヤレイクに立ち寄る。そしてストアでパンを買ってレンバートドームへ。最後の岩場の急斜面にビビリながらもなんとか頂上へ。感動。パンが美味かった。帰りにDogLakeに立ち寄り、また感動。素晴らしかった。その後メドウを歩いたりした後バレーに戻る。ツォロミーメドウズって意外と遠いんですね!カリービレッジ泊。
8月17日
9時頃チェックアウトし、ビレッジストアで買い物。最後にもう一度トンネルビューで感動した後、バークレイに移動。途中道は間違いませんでしたが工事渋滞等があり時間掛かりました。17時頃着。時間なく観光せずホテルで洗濯しただけでした。バークレイ泊。
8月18日
9時頃出発。リッチモンド〜サウサリート経由でゴールデンゲートブリッジを見て市内に。ロンバートストリートのクネクネ坂を車で実際に降りてみました。ヨセミテの後では感動イマイチ。12時頃ユニオンスクエア近くのハーツの営業所にトヨタ・カムリを返却。計826.4マイル運転しました。ホテルチェックイン後市内観光へ。ユニオンスクエア周辺ホテル泊。
8月19日
終日サンフランシスコ市内観光。大都会は疲れます。ユニオンスクエア周辺のホテル泊。
8月20日
BARTでSFOへ移動。昼頃にSFOから帰国。


ヨセミテでの過ごし方(車無し) フッタ君 – 2006/05/15(Mon) 10:35 No.99
 はじめまして、フッタ君です。今年の夏、妻と二人でヨセミテを訪れようと計画しております。ロッジの予約も取れました。
 ヨセミテを堪能するために、しっかり、延泊の手配も済ませましたが、悲しいことに私たちは二人ともペーパードライバーで、ここに書き込みをされていらっしゃる皆さんのようにレンタカーであちこち回るということができません。
 以下のような日程ですが、フリーの時にいく、お勧めポイントはどちらでしょうか。また、その他どのようにして過ごしたらよいでしょうか。二人ともカメラが趣味で、美しい景色を撮ることを楽しみにしています。
 昨年の夏、屋久島(宮之浦岳)に登っていますので、平均的な体力はあると思います。
 よろしくお願いします。
8月12日 サンフランシスコ着
8月13日 ヨセミテ着 半日ツアー会社による観光(トンネルビュー、ブライダルベール、エルキャピタン、ハーフドーム等)
8月14日 ツアー会社による観光 朝8時よりグレーシャーポイント観光。(約4時間)終了後 自由
8月15日 終日自由
8月16日 終日自由
8月17日 午後ヨセミテ発
8月18日 サンフランシスコ発
Re: ヨセミテでの過ごし方… suyama – 2006/05/16(Tue) 04:34 No.100
水の少なくなっている時期なので、川や滝はイマイチなんですよね。
マリポサグローヴへはバスツアーが出ていると思います。
カメラが趣味ならばジャイアントセコイアは良い被写体になると思います。
レンタカーなしで日帰りは結構タイトですが、ハイカントリーへ繰り出すことも可能でしょう。
タイオガパスまで行ければ、その時期でもかなり潤った景色に出会えるのですが、時間的にはかなり厳しいかと思います。
もしくは、すっぱり体力系に切り替えてハードなハイキングにチャレンジとか。(笑)
せっかくのバレー滞在ならハーフドーム登頂もできますよ。
8月のハーフドームはあまり推奨はできないのですが。
満月は9日で、その後の月の出は深夜になります。
深夜にロッジ周辺で、月光の元で写真撮影というのもありかな。
Re: ヨセミテでの過ごし方… ヤスト – 2006/05/17(Wed) 07:31 No.101
3日目はグレーシャーポイントからパノラマトレイルを使ってネバダフォール経由で歩いて降りてくるのも楽しいですよ。
パノラマトレイルは高低差も比較的少ない道です。
22歳の頃,6時間ほどかけて歩きました。
まあ,ツアー途中で離脱が可能かどうかですが。
マリポサグローブへのバスツアーにぼくも1票。
バスツアーは利用したことがないのですが,マリポサグローブへは2度行きました。
あまりの大きさにはしゃいでしまいました。
旅の思い出にハーフドーム登頂もいいと思います。
僕の友人はケーブルを見上げて「無理」といって諦めましたが,170cm80kgは登りましたので是非挑戦を。
基本的にsuyamaさんのアドバイス通りですね。
Re: ヨセミテでの過ごし方… フッタ君 – 2006/05/17(Wed) 08:15 No.102
 アドバイスありがとうございます。いただいたアドバイスを中心に計画を立てて行こうと思っています。
 こちらで計画を立てるために参考資料を探しているのですが、なかなか現地の詳細の地図などが見つかりません。ホームページに掲載されているのはトレイルがはっきりしないものが多いように思います。(やっぱり、英語の地図しかないのでしょうか)
 まずは位置関係をはっきりさせようと思うのですが、そんな地図のありかをご存じないでしょうか。
Re: ヨセミテでの過ごし方… suyama – 2006/05/17(Wed) 08:39 No.103
オフィシャルサイト(nps.gov)のマップよりも詳細なものをお望みですか?
Park全体
http://data2.itc.nps.gov/parks/yose/ppMaps/YOSEpark2003%2Epdf
Valley拡大
http://www.nps.gov/applications/parks/yose/ppMaps/YOSEvalley2003.pdf
地名がカタカナ表記されているものをお探しということでしょうか?
Re: ヨセミテでの過ごし方… フッタ君 – 2006/05/18(Thu) 08:46 No.105
 ええ、できれば、カタカナ表記がありがたいです。贅沢言ってすみません。
 教えていただいた地図を印刷しようとすると、どうしても、文字が小さくなり、つらいものがあります(汗)。なんとか、valley拡大地図の地図の部分だけを印刷する方法ってないのでしょうか。
Re: ヨセミテでの過ごし方… ヤスト – 2006/05/20(Sat) 13:31 No.108
PDFの印刷画面にページ処理といものがあります。
ここの「ページの拡大縮小」を『すべてのページを分割に』にします。
「倍率」を『400%』にします。
そうすると拡大されて印刷されますので,必要な部分だけをつなぎ合わせることで大判の地図を手に入れられます。
あとは現地で地図を買うことですね。
Re: ヨセミテでの過ごし方… フッタ君 – 2006/05/22(Mon) 12:20 No.109
 ヤストさま、ありがとうございました。さっそく、やってみました。
 世話のかかる奴で申し訳ありません。
 地図ですが、amazonでMap of Yosemite Valleyを注文しました。表紙に日本語が書いてあったので、届き次第(6月中旬ごろ)、ご報告します。
Re: ヨセミテでの過ごし方… フッタ君 – 2006/07/11(Tue) 11:39 No.199
 地図ですが、結局1ヶ月待たされて、在庫切れの返事がありました。
 そこで、改めて”National Geographic Destination Map Yosemite National Park (Yosemite National Park Destination Series)” National Geographic Society; ハードカバー; ¥ 1,743 を注文したところ、1週間で届きました。
 もちろん、全文英語すが、簡単なガイドなどもついていて、大変便利です。(と言っても、内容的には、こちらのホームページの方が情報豊富な感じですが)
 お約束しておりましたので、遅まきながらご報告まで。
Re: ヨセミテでの過ごし方… toshi – 2006/07/11(Tue) 14:11 No.200
少し使いづらいですが、これも役に立つかも知れませんね。
ttp://casil.ucdavis.edu/mapsurfer/
マリポサカウンティをズームインして見てください。
すべてのヨセミテ地形地図は、USGSの地図(日本で言うところの国土地理院)がベースになっています。
Re: ヨセミテでの過ごし方… mumumu – 2006/07/11(Tue) 21:06 No.201
昨年、こちらのサイトでお世話になり、ヨセミテに行ってきました。
その時のログが消えているので、再アップします。
参考になると嬉しいのですが。
ちなみに昨年ヨセミテに行ったことでアメリカの国立公園に魅せられ、今年はYellowstoneに行きます。
とても楽しみです。
—————————————
日曜日に帰って来ました。
にしむらさん、toshiさん、OTOMOさん、行く前にいろいろ情報をいただき、どうもありがとうございました。
本当に精神的に贅沢で優雅な1週間を過ごすことができました。
旅行の報告をさせてください。
1日目 SAN FRANCISCO着。
FISHERMAN’S WHARFをぶらぶら。
夜、ALCATRAZ NIGHT TOUR。
おどろおどろしくて、良かったです。(でも、霧で夜景は全然見えませんでした。)
2日目 SAN FRANCISCOからYOSEMITEへ移動。(PARLOR CAR TOURSのtransportationのみ利用)
途中、ハンバーガー・ショップ兼コンビニに立ち寄ったので、そこで昼食を買う。
(時間が無いので、そこでは食べられない。バスの中に持ち込んで食べる。)
TUNNEL VIEWなどを見てからYOSEMITE着。
まず、YOSEMITE VILLAGEに行き、リュックなどを購入。
途中に見えるYOSEMITE FALLSがあまりにも魅力的なため、VALLEYを1周する予定を止め、LOWER YOSEMITE FALLに行く。
行くと、なおさら魅力的なため、滝つぼまで行きたくなる。
靴を脱いで、滝つぼの上まで岩の上を進む。
最初からYOSEMITEの魅力にはまる。
COOK’S MEADOWで夕日を見る。
宿泊はYOSEMITE LODGEのAZALEA1階角部屋。
景色は臨めなかったけど、フロントやショップに近く、とても便利な部屋だった。
3日目
COOK’S MEADOWで朝日を見る。
ここには、つがいのmuleがいて、その後も何度も見る。
GRAND TOURでGLACIER POINTとMARIPOSA GROVEへ。
GLACIER POINTは、本当に素晴らしく綺麗だった。
(トレッキングする予定のVERNAL FALLやNEVADA FALLが見え、その高さにびびる。)
でも、このツアーは、YOSEMITE滞在中、唯一印象悪し。
理由は、ガイド兼ドライバーのSAMが(たぶん日本人を嫌いなんだと思う)やたらと日本人を揶揄する発言をしたり、MARIPOSA GROVEでは、足の悪い老人を助けなかったり、自分の自慢話ばかりしたり etc。
他のトラムの人たちはイヤホンで説明を聞いていたのに、GRAND TOURの私たちだけは、ずーーとSAMの話。
MARIPOSA GROVEのジャイアント・セコイアも、途中で見飽きてしまった。
GLACIER POINT TOURのみ(SAM以外のガイドで)参加すれば良かったと思う。
夕方。
今日こそ、VALLEY内を一周するつもりが、夫が三脚をバスに忘れ、それを探し出すのに1時間半くらいかかる。
結局、CURRY VILLAGEだけを見る。
4日目
朝、SUNSHINE PHOTO WALKに参加。
連れて行かれたのは、毎日行って写真を撮っているCOOK’S MEADOW。
でも、場所や撮影のポイントを教えてくれて、とても良かった。
午前中、RAFTING(というよりは、FLOATING)
川に出るまでと出てからのボート運びが大変。
途中で泳いだりして、2時間以上かかる。
景色が素晴らしいので優雅な気分に。
水が少なくなっているので、1箇所は降りて自分たちでゴム・ボートをひっぱる。
MERCED RIVERで泳いだのは、結局、この時だけだったので、すごく嬉しかった。
午後、自転車でVALLEY一周。
HAPPY ISLEも下見する。
5日目
TOULMNE TOUR参加。
ガイド兼ドライバーのCHARLES(?)は、5ヶ月かけて、カナダから南に山を縦断した人。
だから、トレッキングなどの情報にすごく詳しい。
まず、「何をしに行くのか?」と聞かれる。
「VISITOR CENTERで降りてSODA SPRINGSからハイキング。LEMBERT DOMEは登らない」と答えると、ハイキングならばTOULME LODGEからトレイルに入り、JOHN MUIR TRAILを進み、その後SODA SPRINGSを見ることを進められる。
素直にアドバイスに従う。
TOULME LODGE近くのトレイルの橋からの景色はとても綺麗だった。
また、SODA SPRINGSからの景色も素晴らしかった。
帰りは、VISITOR CENTERの近くの道路でpick-upしてもらう。
TOULMNE MEADOWSは噂どおり、素晴らしく、ここでも宿泊して、もっとトレッキングをすれば良かったと思う。
SENTINEL BRIDGEより夕日を見る。
6日目
VERNAL FALL & NEVADA FALLトレッキング。
YOSEMITE滞在中でのメイン・イベント。1番良かった。
行きはMIST TRAILを使い、帰りはJOHN MUIR TRAILで。
MIST TRAILは、この時期は台風ではなく、雨程度だったので、VERNAL FALLまでは楽勝。
でも、NEVADA FALL直前の石段は暑さで、死にそうに。
戻るにも戻れない状態で、「ここで倒れたらどうしよう」と本当に思った。
にしむらさん、『ハイキングならヴァーナルとネヴァダ滝をめぐる「ミスト・トレイル(霧のトレイル)がおすすめ。いけるところまでいけばいい。』という部分、訂正必要かもしれない。
夏は暑さで大変なので、石段の前で覚悟を決めましょう!
戻るのなら、ここが最後のポイント。その後は、もう戻れない!!降りるのが怖くて。
でも、登りきると満足感で一杯。
滝の真上から下を見ると、すごい落差。ここは高所恐怖症だと絶対に覗けない!
でも滝の上は皆、リラックスしてのどかな風景。
7日目
ホテルのチェック・アウトを4時まで延長してもらう。
MERCED RIVERで泳いで、AHWAHNEE HOTELで昼食というのが私のプランだったけど、夫が泳ぐよりトレッキングの方が良いと言うので、UPPER YOSEMITE FALLへ。
COLUMBIA ROCKからの眺めが綺麗だった。
滝つぼまで行って引き返そうと思ったが、UPPER YOSEMITE FALLが見えた後は、ずっと上りで滝つぼに行けそうもないので、途中で引き返す。
滝つぼへは、別のルートなのかな?
ちょっと残念。
AHWAHNEE HOTELには、時間が無くて行けず。
この日に行こうと思ってたので、前日までに行くチャンスはいくらでもあったのに行かなかった。
これも、ちょっと残念。
にしむらさんお奨めのテラスでビールをしたかった。
PAROLOR CAR TOURSで帰る。
途中、VALLEY VIEW で10分くらい降ろしてくれたので写真撮影。
ナッツ屋さんで、休憩をし、(具合が悪くなった人を降ろし、救急車に乗せるというハプニングが起こる)SAN FRANCISCOへ。
8日目
SAN FRANCISCOより成田へ。
長ーーい報告になってしまいました。
ここまで読んでくれた皆様、ありがとう。
YOSEMITEは、本当に心洗われる場所です。
そして、フェトンチッドや空気のせいか、慣れないトレッキングなどをしても、全然疲れない。
・・・というよりは、より健康になっていく感覚がわかる場所です。
38歳で結核で死を宣告され、大好きなYOSEMITEの国立公園化に尽力を注ぎ、結局96歳まで生きたという人の話が実感としてわかります。
今年は、10年に1度の水量の多さということで、YOSEMITE FALLSも見れたし、RAFTINGもできました。
今まで行った旅行の中で1番良かったかもしれません。
このサイトに感謝!!です。
Re: ヨセミテでの過ごし方… nona – 2006/07/14(Fri) 00:48 No.209
こんばんは。過去ログNo.82で、いろいろ教えて頂いたnonaです。
フッタ君さんとは、ヨセミテにいる日程がほぼ同じようですね!
私も写真撮影が好きで一眼デジを首にぶら下げて家族4人でウロウロしようと思っています。見かけたら声を掛けてみてください。
Re: ヨセミテでの過ごし方… フッタ君 – 2006/07/14(Fri) 17:12 No.211
 nonaさん、こちらこそよろしくお願いいたします。
 きっと、妻が私のことを「フッタ君」と呼んでいるので、わかると思います(笑)
Re: ヨセミテでの過ごし方… MIYA – 2006/08/03(Thu) 00:03 No.231
フッタ君さん、nonaさんはじめまして。
突然失礼します。
私も13-14日はヨセミテに滞在します。
13日はグランドツアーに行く予定です。
私の知りたい事をほとんど質問されてるので大変助かりました!
男の一人旅ですがもしお会いしたら宜しくお願いします!
Re: ヨセミテでの過ごし方… フッタ君 – 2006/08/23(Wed) 12:31 No.257
 みなさんからの情報を元に、とてもとても楽しんできました。結局、ヨセミテでの行動は以下の通りとなりました。
13日 ヨセミテ着 昼食の後、シャトルバスで渓谷内の地理を確かめる。
14日 グランドツアーに参加。約9時間、バスの運転手がしゃべり続けるが、英語のため、殆ど分からず。ロッククライマーを下から見上げたり、グレーシャーポイント、マリポサグローブなどに行く。
15日 妻と二人でバーナル滝、ネバダ滝をミストトレイルを使って訪れる。
16日 夕方まで買い物と草原のお散歩。夕方はセンチネルドームから夕日を眺める(現地ガイドさんの案内)
17日 午前中、タイオガロードを使ってモノレイク付近までドライブ(現地ガイドさんの案内)
 結局、現地で田中さんというガイドさん(女性)と巡り会うことによって、ずいぶんと楽しむ幅が広がりました。
 田中さんはシーズン中は殆ど毎日ヨセミテロッジに2時頃と5時頃に現れるということです。特に予定がない方は、その時間に「田中さん!」と叫んでみると良いでしょう。


25セント硬貨のデザイン

アメリカの25セント硬貨は「クォーター」と呼ばれ親しまれていますが、数年前からアメリカ各州の独自のデザインのものが順番に発行されていて、来年にカリフォルニア州のデザインのものが発行されるのですが、そのデザインがアーノルド・シュワルツネッカー知事から発表になりました。
それが「ヨセミテ渓谷ハーフドームとアメリカ自然保護の父ジョン・ミューア」なんです。すばらしい!
おしらせいただいた「とし」さんありがとうございました。
詳細はこちら→http://www.yosemite.org/newsroom/clips2004/march/032904.htm

こどもと行くヨセミテ


ル・コンテ記念館で遊ぶ 1997.9
夏休みシーズンは小さな子どもたちを連れたひとたちも多い。ホテル・ロッジ泊の家族、キャンビングの家族、お金のかけ方や過ごし方はそれぞれだ。ヨセミテは子どもたちから、年輩の方まであらゆる世代の人が楽しめる、そして大自然に触れることができるすばらしいところだ。ぜひあなたのこどもたちも連れていってあげてほしい。
ハイキング、サイクリング、ローラースケート、水あそび…、ハーフドームに登る強者のこどもたちもいる。うちのこどもたち(当時7歳と4歳)もヴァーナル滝までのハイキングトレイルを楽しんだ。
国立公園局では、夏休みシーズンは”YOSEMITE GUIDE”でも1ページをこども向けガイドにあて、子どもや家族対象のレンジャープログラムを行っている。
公園内のバスツアーなども子どもが参加しても問題ないし、楽しめると思う。ただし乗馬ツアーについては体格や経験等の問題があるのでツアーデスクで尋ねて欲しい。
ハッピーアイルネイチャーセンターは、子どもむけにヨセミテの自然について、楽しく学べる工夫のされたミュージアムだ。「展示物にさわっちゃいけない」ではなく「Hands On〜実際に手をふれ、子ども自身がアクションしながら学んでいく」考え方でつくられている。またここには小さなブックストアがあり、とくにこども向けの絵本や塗り絵などのワークブック類が充実している。
ル・コンテ記念館はシエラクラブのビジターセンターだが、ここにも小さなこども文庫があって、絵本類のほか、パズルやパペット類などがあって楽しく遊べる。(写真)
Kids Shop〜こども向けのギフトショップはヨセミテビレッジのDegnan’s Deliの1階にある。おもちゃ、動物ぬいぐるみ、絵本、パズル、衣類などもある。ここも訪ねてみよう。こどもにお土産を買って帰る必要のある方もどうぞ。(うちの子はここで巨大な「蚊」のぬいぐるみを買った。何という奴!)

National Park Store in San Francisco


 ヨセミテに出かける前、あるいは帰ってきた後、サンフランシスコで時間があったら、ぜひこのお店に立ち寄ってみよう。場所はフィッシャーマンズワーフにあるショッピングモール「Pier39」の中、2F西側にある。
 ヨセミテはもちろんのこと、ベイエリア周辺の国立公園局管理下にある国立公園、記念物や全米の国立公園などに関する図書、ガイド、地図、写真集、自然図鑑、ピクチャーカードや玩具、Tシャツ、カレンダー、CDなどが充実している。
 ヨセミテに行く前なら、ガイドや地図などを仕入れて予習。帰ってきた後なら、買い忘れたヨセミテ土産、また他のナショナルパーク情報を仕入れに行くなど活用法はいろいろだ。(写真はNational Park Store店内風景)

Yosemite Guides によるFly Fishing

Yosemite Guides Fly Fishing
レポート:川西裕幸
2000年7月20日(木)午後に Yosemite Guides Fly Fishing に参加しました。「フライ フィッシングのインストラクターを半日雇いました」という表現の方がより正確かもしれません。Yosemite Guides は Yosemite View Lodge (El Portal) にオフィスがあり、私達は今回Yosemite View Lodge に宿を取ったので、そのままピックアップしてもらって現地に連れて行ってもらいました。半日コースで最初の1 人が $150、最大 3 人まで 1 人追加するごとに +$50、子供は +$25 と比較的高価なプログラムです。道具はもちろんセットですし、私達は2 日間のライセンスを事前に購入しました ($10.25 Yosemite Valley の スポーツショップで売っている)が、Yosemite Guides の方で用意されていました。
Yosemite Guides の案内によると、「ヨセミテを流れるマーセド川は昔からの石畳の流れで、野生の虹鱒と多くの虫が孵化します。ヨセミテ渓谷の静かな水流はカリフォルニアの小川にいるほとんどの鱒の故郷です。バックカントリーの多くの小さな小川も小さな野生の魚のフライ・フィッシングをはじめるのには最適です。Yosemite Guides の主なロケーションはEl Portal の公園の境界です、そこではマセド川で年間いつでも釣りができ、ハイカントリーの湖や流れにいつでもアクセスできます。私たちはヨセミテで一番釣れる場所を用意してシーズンごとにもっとも適切な場所を用意しています。」


息子といっしょにフライを投げるインストラクター

Yosemite 公園内のマセド川の川岸でフライ(というか糸)の投げ方の練習からはじめました、8
の字を書いて投げる練習を何度もして、Gentle にとか、力を入れすぎないとか色々マンツーマンで教えてくれます(後で役に立ったかというと疑問ですが)。その後川に入って釣りが始まります、まず川虫を探し、それと同じ(自作の)餌をつけてフライします。といってもインストラクターと2人でポイントに投げるので、非常に楽です。子供も同じようにいっしょに投げてくれます。
何度か場所を移動しながら、結局各人 (大人 2 人子供 1 人) 数尾づつの釣果を得ることができました。釣った魚はすべてすぐリリースします、中にはとてもきれいな虹鱒もありました。魚も人と同じで涼しい日陰が好きとの事で、日陰を求めて川沿いを進みました。やはりポイントというものがあるようで、(私達はまったくの素人なので当然ですが)
経験があったとしても、インストラクターなしにはこんな釣果は望めなかったでしょう。

釣り上げた虹鱒

「ヨセミテでフライ フィッシング」なんてちょっと素敵な体験になりました。でも金額も張りますし、英語もマンツーマンということもあって、少しは話せないとコミュニケーションできないので、誰にでもお勧めというわけにはいきません。しかしあれだけ人の多い夏のYosemite も一歩コースを外れると、本当に同じ場所かと思うほど人がいなくて静かでした。観光バスで着て幕の内弁当を食べて帰る(こういう団体さんが本当にいました) ような、ただの Yosemite 観光ではなく、自分のYosemite を発見したいというこだわりの方には良いかもしれません。申し込みはE-mail と FAX を使いました。

ファミリープログラム

Discover Yosemite Family Program
レポート:川西 裕幸
2000年7月19日(水)午後に「Direcover Yosemite Family Program」に参加しました。国立公園局のページに開催スケジュールが載っていたので、事前にスケジュールすることができました。ただし予約は現地(あるいは電話) でしかできないので、Yosemite Valley ストアの裏にある Tourの看板のあるツアー デスクでチケットを購入しました。子供一人$10 で、親は無料です。
案内によると、「このハンズオンプログラムはYosemite Institute の ナチュラリストによって指導され、子供連れの家族に対して行われます。午前と午後に半日のセッションがカリービレッジから始まります。トピックスは地質学、池の学習、野生、ヨセミテ物語などです。ナチュラリストはグループの興味によってプログラムを選びます。参加定員は20名で、保護者の付き添いが必要です。子供一人あたり$10 保護者は無料です。 ツアーデスクで予約してください。 (559) 252-4848」
集合場所はカリー ビレッジのちょっと奥の、小さな舞台とベンチがたくさんある少し分かりにくい場所で、やはり近くのツアーデスクの人に聞いて連れて行ってもらいました。大人 5 人、子供 10 人くらいがすでに集まっていて、私達を入れて5 家族くらいでした。少し挨拶したあと、ナチュラリストを先頭にすぐに出発しました。まずカリービレッジからハッピーアイルに向かいます、途中でクマの糞を見つけて、Yosemiteのクマの話です。Yosemite Valley 内にも 80 頭くらいのクマがいるそうです、つかまったりすると、Valley外へヘリコプターで連れて行くと話していました。昔はクマを餌付けして飼っていた時代もあったそうです。


クマの糞を見せながら話をするナチュラリスト

そこから Vernal Fall Footbridge まで登りましたが、午後の暑い時間ということもあり、8歳の息子も何とか登りきりましたが、かなり厳しかったようです。下ってからマセド川の日陰で川の生物を探そうということになり、みんな俄然張り切って、ナチュラリストから小さな網とトレイ(豆腐のパックみたいなやつ)を借りて、魚やら虫やらを水に入って探し始めました。1cm ほどの小さな魚や虫を見つけて楽しみました、暑い日でも水は冷たく、子供達も親も靴を脱ぎ水と戯れていました。


見つけた生物を見せる子供達

最後にインディアンの遺跡を見学しました、アメリカで遺跡を見るというのも珍しい体験でした。その時にはもう6 時になっていたので、バスでカリービレッジまで戻り終了となりました。4 時間というのは少し長いかもしれませんが(午前なら3 時間のコースもあり)、子供連れで Yosemite に行かれるのであれば、子供一人$10 という価格も格安で、Yosemite の自然のことも勉強できるし、お勧めだと思います。ただしナチュラリストは毎日Yosemite を歩いていることもありかなりの健脚です、いっしょに歩くのは小さい(小学校低学年以下の) 子供には難しいかもしれません。英語はあまりわからなくても(チケットを買って、集合場所までたどり着く程度できれば) 問題ないと思います。

ヨセミテ国立公園における環境教育活動

Environmental Education in Yosemite N.P.

「すべての人にとって、パンと同じように美も必要なのです。」ジョン・ミューア

■国立公園における環境教育の方針
19世紀から20世紀初頭にかけ、ヨセミテをはじめシエラネバダの山々を歩き、生活し、大自然から多くのことを学びとった「アメリカ自然保護の父」ジョン・ミューアは、活動の基本的姿勢として、「自然の美しさ、すばらしさを多くの人々に知ってもらうこと。」を旨としていた。「知らない人に自然保護を訴えてもわかってもらえない。」と。

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ヨセミテへ


 「昼食のあと、私は急いで近くの高い場所へ行ってみた。そしてインディアン・キャニオンの西側の尾根の上から雄大な山なみを楽しんだ。それはすばらしいものだった。眼下にはメルセッドの谷の上部が開けており、さらに崇高なドームと峡谷が続く。上に広がるうす暗い森、そして空に向かって鋭くそびえ立つ輝く山頂が見えた。すべての姿は光り輝き、そして周囲に放たれる美しさはまるで炎から出る熱線のように私の肉と骨に流れ込んだ。日の光がすべてを圧倒していた。垂れこめた静けさを破る風のそよぎはない。
 こんなにものすごい景色を、こんなにもはてしなく豊かで崇高な山々の美しい姿を、私はかつて見たことがなかった。」

「はじめてのシエラの夏 」ジョン・ミューア著・岡島成行訳/宝島社


 ヨセミテへの二度目の旅を終えて、あらためてこの本を読み返しています。ジョン・ミューアが1868年にはじめてこの地を訪れて、すでに130年もの歳月が過ぎているにもかかわらず、ヨセミテ渓谷はその間変わることなく光り輝いて、まるで神さまの手のひらのように訪れる私たちを包み込んでくれました。
 今年は思い切って丸一日かけてハーフドームに登り、その頂に立ちました。トレイルの途中知り合った世界のあちこちの仲間達とお互いに健闘を讃えあって、ここはただの「ナショナル・パーク」を超えた「インターナショナル・パーク」なんだと思いを強くしました。(西村仁志 1996.9)