Hitoshi について

西村仁志です。環境共育事務所カラーズ&広島修道大学。

Sierra Nevada Beer

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Californiaの地ビールメーカーのひとつにSierra Nevada Brewing Company
(http://www.sierranevada.com)があります。一番ポピュラーなのは緑ラベルのPale Aleで、
殆どのスーパーマーケットで年中手に入ります。夏季限定ですが、ラガーのSummerfestがあり、
そのラベル(写真)にはThousand Island Lake方面からみたMt. Ritter-Banner Peakが
使われています:参照「シエラのベストレイクは?(2)」
ハイシエラの山々を見ながら飲むこのビールの味は格別です。

Apple Mac OS X”Tiger”

Apple社の次期OSであるMacOS X”Tiger”に搭載される強力な検索機能”Spotlight”
を紹介するサイトで、検索キーワードに”Yosemite”が使われています。
http://www.apple.co.jp/macosx/tiger/spotlight.html
http://www.apple.co.jp/macosx/tiger/theater/spotlight.html
昨日サンフランシスコで行われたスティーブ・ジョブスCEOによる基調講演(WWDC2004)でもこの機能のデモがあり、キーワード”Half Dome”を入れるとヨセミテのMapが現れました。ストリーミング放送で見られます。
http://www.apple.com/quicktime/qtv/wwdc04/
(経過53分ごろ)

カシドラルピーク&レイクス

Cathedral Peak & Lakes
Tuolumne Meadowsからの一日ハイキングコースです。
Tioga Road沿いの「Cathedral」トレイルヘッドまでは夏の間はシャトルバスが出ていますし、ジョン・ミューア・トレイルをヴァレーに向かって歩いてもいいです。トレイルヘッドからCathedral Lakesもよく整備されたトレイルでたくさんのバックパッカー・ハイカーと出会います。
Cathedral LakesからCathedral Peakにははっきりとしたトレイルはありません。(どこでも歩けます。)Peakに登るのはクライミング装備+技術がいりますので、眺めるのみ。



反対側にはBudd Lakeがあります。写真には写っていませんがここからはUnicorn Peakも近くに見えます。でもやはりあの尖ったPeakに登るのはクライミングの領域。眺めるのみです。
この湖からの小川に沿って下山ですが、時々トレイルを見失ったりするのですが、そのうちジョン・ミューア・トレイルと合流してTioga Roadに出ます。

Halfdome Hikers Club


 今シーズンも続々と「Halfdome Hikers Club」への登録希望のメールをいただいています。今シーズンに入ってすでに9名(組)の方を登録しました。今日も3名の方を登録させていただきましたのでご確認ください。
 これからハーフドーム登山を予定されておられる方は気をつけて登ってくださいね。登録の方もお待ちしております。
Halfdome Hikers Clubのサイトへ

Mt.Dana

マウント・ディナ頂上からの眺めです。Mt.Florence(3829m),Mt.Clark(3512m)などの方面を望んでいます。これは1998年の8月上旬の写真ですが、この時期残雪がまだたっぷりありました。
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Mt. Hoffmann


ヨセミテ公園のほぼ中央に位置し、頂上からは360度の大パノラマを楽しむことができます。
【標高】10,850ft
【ルート】南斜面ルート:2級、斜面へはTioga RoadもしくはMay Lakeよりアプローチ
(「The High Sierra」 R.J. Secor著より)。
【コメント】最も一般的なルートはMay Lake トレイルヘッド(8,800ft.付近)から始まります。
May Lakeまでは普通のトレイル歩き。湖の西から、かなりはっきりした踏み跡が
(南斜面を通り)頂上付近までついています。 頂上直下30メートルほどが2級の岩場歩きとなります。 
片道3マイル強ほど。詳しい登山記が 「★ヨセミテ・ハイキング」にあります。
【雑学】山名は、初登頂したWhitney測量隊のメンバーの名前をとって付けられました。
Brewerは手記「Up and Down California in 1860-1864: The Journal of William H. Brewer」の中で、
こう綴っています。
“June 24 we climbed a peak over eleven thousand feet high, about five miles from camp,
which we named Mount Hoffmann,after our topographer. It commands a sublim view.
Perhaps over fifty peaks are in sight which are over twelvethousand feet, the highest rising
over thirteen thousand feet.(中略) The scene is one to be remembered for a lifetime”
【写真】May Lake東岸からみたMt. Hoffmannの前衛峰。左側を回り込んで登っていきます。

ヨセミテでのキャンプ

Camping in Yosemite National Park



Tuolmne Meadowsキャンプ場にて(1998.8)

 ホテルは年輩の方が多いが、キャンプ場は若い世代や家族連れまでさまざまで賑やか。ヨセミテでアウトドア気分を満喫するならやはりキャンプだ。しかし「キャンプなら予約もいらないし、どこででも寝られればいい」というのはヨセミテでは通用しない。とくに夏期はキャンプ場は満員だ。道路脇やパーキングなどでの野宿も違法であり、ピストルをもった保安担当レンジャーに連行されるだろう。
 また1997年冬の洪水被害でUpper River、Lower Riverのふたつのキャンプサイトは修復されず、自然復元されるので渓谷内のサイト数はまた減少し、キャンプサイト予約事情はさらに悪化している。
 信じられないかも知れないがホテルと同様、キャンプ場の予約を勝ちとるには努力が必要。予約はThe National Park Reservation System(NPRS)で5ヶ月前から受け付ける。正確には、15日〜翌月14日の分について5ヶ月前の月の15日が受付開始日となる。(例:7月15日〜8月14日の分について3月15日から受付開始)
 各キャンプサイトの地図・詳細情報も出ているのでご参考に!。
 ハイカントリーにあるTuolmne Meadowsキャンプ場はサイト数のうち半分は当日受付である。Reservation Officeは午前8時からオープンするが、夜明け前から列ができていることも多いので注意。
 バックパッカー用のサイトは予約不要で先着順の受付だが、渓谷内唯一のSunnyside Walkin(camp4)キャンプ場はいつもいっぱいなので要注意。
 ヨセミテ渓谷を離れて、Tuolmne Meadowsをはじめとする公園北部のキャンプ場も魅力がある。ただしレンタカーが必須だろう。
■各サイトの装備の写真
ヨセミテ渓谷アッパーパインキャンプ場にて

大人6人が座れるテーブルがあります。(テーブルクロス持参がおすすめ。優雅さが違います。)

これもサイトごとに装備されているファイアープレイスです。鋳物製のバーベキューグリルも付いている。これが高さも調整できるすぐれもので、焼き物には重宝します。(写真は何を焼いているのでしょうね?)

これがフードストレージボックス(別名:ベアボックス)。レンジャーからはクマの被害をさけるため、テントやクルマの中には食糧および、匂いのキツイもの例えば化粧品類や歯磨き粉などもすべてこの中に入れるように指導されます。(寸法は幅114×高さ45×奥行86センチ)
クマだけではなく、リスやアライグマ、野鳥などがあなたの食糧をいつも狙っていますので、決して開けっ放しにはせず、こまめに閉めるようにしてください。
食器洗いは共同炊事場のような設備はありませんので、各サイトですることになります。食器洗い用の「洗い桶」を用いるか、ふき取るなどして工夫する必要があります。
キャンプ場にはシャワー設備はありません。ヴァレー内にはカリービレッジ(2ヶ所)とハウスキーピングキャンプに有料シャワー、Tuolumne MeadowsではTuolumne Lodge(キャンプ場からはクルマで10分程度)に有料シャワーがあります。
■キャンプ場規則・注意事項
・キャンプや車内での宿泊は定められたキャンプサイトでのみ可能です。
・ひとつのキャンプサイトには6名(子ども含む)、クルマは2台までです。
・ペットは同伴が可能なキャンプ場と不可能なキャンプ場とがあります。また常につないでおいてください。ハイキングトレイルへの同伴や放し飼いはいけません。
・午後10時から翌朝6時の間は静粛タイムです。
・発電機の使用は午前7時〜午後7時の間です。
・汚水は定められた場所で排水してください。
・キャンプ場のトイレから電源をとってはいけません。
■キャンプファイアーのルール
・ヨセミテ渓谷内では澄んだ空気を保つため5/1〜10/15の間、午後5時〜10時の間のみに制限されています。
・ヨセミテ渓谷内での薪拾いは禁止されています。落ちている枯れ枝でも×です。(薪はショップで売っています。)
・ヨセミテ渓谷の外でも、標高9600フィート以上、あるいはセコイアの森では薪拾いは禁止です。
・立ち木を切ることは禁止されています。
・たき付けには新聞紙などを用いてください。松葉や松ぼっくりは不必要な煙を生じます。
・キャンプファイアーは各サイトに装備されているファイアーリング(ファイアープレイス)で行ってください。
・人の目のない状態で放置してはいけません。
・消火はサイトを離れる30分以上前に水をかけて行ってください。
(改訂 2004.6.13)