Hitoshi について

西村仁志です。環境共育事務所カラーズ&広島修道大学。

サンフランシスコ・クロニコル紙から

サンフランシスコ・クロニコル紙に「Valley lodgings sold out — where to stay nearby(ヴァレーの宿泊施設は売り切れ?どこか近くに泊まる)」という記事が掲載されていました。
このなかにはTuolumne Meadows Lodge と White Wolf Lodgeは6月1日に営業を開始するとの記述があります。
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2007/05/26/MNG5JQ27VC1.DTL&hw=yosemite&sn=002&sc=580

オークランド・ミュージアムでヨセミテ展

オークランドの「オークランド・ミュージアム」で5月19日〜8月26日、「Yosemite: Art of an American Icon」と題する企画展が行われています。19世紀、白人社会にヨセミテが知られていくきっかけとなった初期の西洋画家の作品や、このサイトでも紹介している日本人画家チウラ・オバタの作品(1920’s〜)、またヨセミテのモノクローム写真で有名なアンセル・アダムスのプリントなど、合計150作品を集めており、見逃せない内容になっています。
加えて、いろいろな公開プログラムも予定されています。案内(PDF)はこちら

南米チリの「トーレス・デル・パイネ国立公園」と姉妹公園提携

ヨセミテ国立公園は5月10日、チリの「Torres del Paine National Park(トーレス・デル・パイネ国立公園)」と姉妹国立公園提携の締結を行ったようです。今後、自然保護、職員研修、科学調査や環境教育など公園管理の全般において協力していくということです。
ヨセミテ国立公園は2006年5月に中国の「Huangshan National Park(黄山風景名勝区)」と姉妹公園提携を結んでいます。

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ヨセミテ滝のMoonbow

YAのジャーナルが届きました。特集記事は「Moonbow(月による虹)in Yosemite」です。
今シーズン、ヨセミテ滝(Lower Yosemite Fall)でMoonbowが見られる可能性のある日時が挙げられていました。
今後の日程だけ記すと
5月29日(火)21:10-22:50
5月30日(水)22:26-23:50
5月31日(木)23:33-00:55(翌日)
6月2日(土)00:39ー01:50
6月28日(木)22:35-23:25
6月29日(金)23:30-00:20(翌日)
7月1日(日)00:20-01:05
7月2日(月)00:55ー01:45
著者のDon Olson氏(Texas State University)のWEBサイトにも詳しく書かれています。Moonbowの写真もあり。
http://uweb.txstate.edu/~do01/
著者はLower Yosemite FallにてMoonbowが見られる条件として以下の6つを挙げています。
1.空がクリアなこと
2.大量の霧と飛沫が滝の落ち口に発生していること(この状態は4月から6月あるいは7月初旬)
3.空が暗いこと(太陽は地平線より最低9度以上沈んでいること)
4.月光が明るいこと(95%以上の満月、地平線より25度以上高い)
5.月光を遮るものがないこと(山や岩壁で遮られない)
6.幾何学的に虹の見える方向であること(Lower Yosemite Fall下の橋に西側の舗装されたエリアから虹を見るためには月光は42度に近い照射角度であること。)

乗馬ツアーの営業開始

今週末からヴァレーの乗馬プログラムが営業開始のようです。ワワナでは18日から、TMでは6月8日からの模様。

Yosemite Valley Stables is open daily from 7:00 a.m. to 5:00 p.m. for two-hour rides, with half-day rides beginning on May 12th. Wawona Stables will open on May 18th from 7:00 a.m. to 5:00 p.m. for two-hour rides and half-day rides beginning May 23rd. Tuolumne Meadows Staples will open June 8th for two-hour rides. (JR Gehres/J. Ernest – 5/11/07)

Yosemite Valley Railroad

ELP01.jpg
140号線でマーセド川に沿ってヨセミテに向かうと公園ゲート直前の小さな街がEl Portalです。
1907年から1945年までMercedからこのEl Portalまで鉄道「Yosemite Valley Railroad」が運行されていました。
El Portal には140号線から「El Portal Road」を北へ入っていったところに旧駅舎があり、いまは「The Yosemite Association」の事務所になっています。またその前には機関車、貨車が保存されています。
ELP02.jpg
140号線では、マーセド川を挟んだ対岸にもとの線路跡(レールや枕木は取り外されている)をみることができ、2006年の崖崩れで通行止めとなり対岸に仮ルートが建設された部分も、もとの線路跡を利用していることになります。

ヨセミテ国立公園の入園料(改訂)


 入園料は国立公園のゲートでレンジャーから徴収されます。国立公園の管理運営に必要な経費です。にっこり払いましょうね。
 支払いと引き替えにもらうレシート(もしくはパス)は、帰路ゲート出場時にチェックされることがあるので、紛失しないようにしましょう。
 またゲートは24時間オープンしていますが、夜間にはレンジャーが不在となります。その場合の入場料はビジターセンターにて支払うか、帰路ゲート出場時に支払います。
●自動車での入園(1台につき)
$20 7日間有効
●個人での入園(1名につき)
$10
バス、徒歩、自転車、バイク、乗馬での入園。7日間有効
■年間パス
2007年から従来の「ナショナル・パークス・パス」にかわり、全米の国立公園(国立史跡など国立公園局管理施設含む)および国有林など国立のレクリエーショナル・エリアで使用できる「America the Beautiful」の年間入園パスが発行されています。
詳細とオンラインでの販売はUSGSのサイトから。
ヨセミテのようにクルマ1台単位での課金がされるところでは、1台(つまり同乗者含む)に対して有効。また1人単位での課金がされるところでは、本人とその配偶者、子ども、親までが有効。
★「ヨセミテ・パス」
$40
ヨセミテ国立公園で1年間有効
★「National Parks and Federal Recreational Lands Annual Pass」
$80
全米の国立公園および国立レクレーショナルエリアで1年間有効
★「シニア・パス」
$10
62歳以上の合衆国市民権保持者対象。
★「アクセス・パス」
無料
障害をもつ人、公園内居住者対象