ハーフドームで転落事故

NPSによるとハーフドームの頂上へのワイヤーケーブル部分で16日土曜日の午後に転落事故があったようです。
「のはら・ひろふみ」さんという日本人の方が亡くなられたようで、同行者が4名おられたようです。
詳細は不明ですが、ご冥福をお祈り申し上げます。

Hiker visiting from Japan falls to his death scaling Half Dome
A 37-year-old man died Saturday afternoon while hiking Half Dome in Yosemite National Park with four friends, a park spokeswoman said. Hirofumi Nohara of Japan fell about 300 feet to his death while hiking a section of the rock that is equipped with cables, spokeswoman Adrienne Freeman said Sunday. It’s not clear why or how Nohara fell, Freeman said. Freeman said Nohara, who was in the United States on a work visa, was about two-thirds of the way up the cables, which line the last 400 feet to the summit. (FresnoBee – 6/18/07)
http://www.modbee.com/local/story/13701680p-14289760c.html
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2007/06/19/YOSEMITE.TMP

Hitoshi について

西村仁志です。環境共育事務所カラーズ&広島修道大学。

“ハーフドームで転落事故” への7件の返信

  1. 二本ほど関連記事を差し込んでおきました。クロニクルの記事によると、1971年以来9件の滑落が報告されており、死亡事故は此処一年の3件だそうです(2件はケーブルがダウンしているオフシーズン)。このためNPSとしては安全対策を真剣に考え始めているようです。ただHDケーブルはウィルダネスの中なので、勝手な構造物の建築は許されていません。HD登山の入山者数制限も含め、アイデアを募っているようです(当日ケーブルでの待ち時間は45分)。最後に、ご冥福をお祈り申し上げます。

  2. 19日(今朝)のクロニクル記事、目撃者(亡くなった方のすぐ後ろにいた人)の話を読むと、自分が軽い「高所恐怖症」である理由そのものが、そこに再現されたかのようでした。亡くなった方のご家族のことを思うと、とても気の毒ですし、その場面に居合わせたお友達のショックを考えると、胸が痛みます。
    ご冥福をお祈り申し上げます。

  3. 日本人の方なら、このサイトで情報収集をされて登られたのではないかと想像します。無事登頂、下山されれば仲間同士での楽しいチャレンジになったことだろうと思いますが、このようなことになられるとはご家族や関係者の方々のご心痛はいかばかりかと思います。
    安易にハーフドーム登山を薦めているわけではないのですが、危険と隣り合わせであることを私ども書き手のほうも肝に銘じておきたいと思います。

  4. 残念な事故ですね。
    同じくヨセミテで滑落し、九死に一生を得た私なので、
    自分のことのように悲しい出来事です。
    私が今無事に生きていられるのは、何重もの幸運の組み合わせの結果でした。
    そこそこの経験故の過信もあったと思いますが、
    結局、どんなに十分な心構えがあっても、
    いざ、事が起きた時には自分ではもう何も出来ないのです。
    ご冥福をお祈り申し上げます。

  5. 非常に残念な事故です…。
    つい3週間程前に無事ハーフドーム頂上へ行ってきたのでこの出来事は他人事では住まされない気持ちで一杯です。
    僕らが登った日の天候は最初晴れていましたが次第に曇りになりハーフドームのケーブル地点に到着したときは曇りで今にも雨が降ってもおかしくない様子で風もやや強く吹いていました。正直、あのハーフドームへの最後のケーブルを目前にするとホントに急な坂でいい歳とった僕でもちょっと身の引ける光景でした。(天候が曇りで風が強かったからかもしれませんが…)
    僕からいくつかアドバイスするのであれば、まず登るときはできるだけ後ろを振り返らず一歩一歩前に進むことだけを考え、力に余裕がある限りあまり休みを取らずに機敏に行動することが良いと思います。途中、休憩も必要ですがダラダラと登るとどうしても周りの景色が目に入り高い位置にいることから恐怖心が生じやすくなると思います。
    そして帰り(下りるとき)は、逆に急な斜面が目に入り帰りはさらに心配になりがちですが問題ありません。あまり周りの景色を楽しみながら下りる余裕はなく足下に神経が自然と集中してると思います。ケーブルをしっかり握ってゆっくり進んで行けば、もし滑ったとしても両手でしっかりケーブルを握りしめてさえいればすぐに状態を整えること可能ですし落下することはありえません。コツを掴みさえすればスルスルと下りることができると思います。
    とにかくケーブル上では弱気な気持ちになることは絶対に避け、大丈夫だという強い気持ちを持ち続けることが大切だと思います。

  6. 野原さん、大変お世話になった方です。
    日本から発たれるとき「おめでとうございます」と送り出したのに。。。
    この7月に帰任される予定だったのにこんなことになるとは、悲しくてなりません。
    ご冥福をお祈りします。

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