ヴァレービジターセンター&ブックストア

今シーズンから、ヴァレービジターセンター&ブックストアが模様替えしています。
建物はそのままですが、従来の場所にはレンジャーとYA(Yosemite Association)のボランティアスタッフによる案内カウンターのみとなり、ブックストアは建物正面の左側部分(以前はツアー案内窓口だったところ)に移動しました。
従来は狭いところに案内カウンターとブックストアのレジが同居していて、わかりにくく混雑時にはよく混乱していました。今回の模様替えでより分かりやすく、またブックストアのほうも繁盛(!?)するようになったのではないでしょうか。
ちなみにYA会員はここで15%オフで買い物ができます。その他にも特典がありますので、リピーターの方はぜひ入会しましょう。手続きも簡単です。
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「案内カウンター」
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「繁盛しているYAのブックストア」

ハイブリッド・シャトルバス

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ミラーレイク・トレイルヘッドのバス停にて
今シーズンよりお目見えした新型のシャトルバスです。ガソリンエンジン+バッテリー+電気モーターのハイブリッドシステムを搭載して燃費と排気ガス性能が向上しています。
また主要バスストップも屋根付き工事が完了しています。

The Cascades

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2005.6.4撮影
エルポータルロードをヨセミテヴァレーに入ったところにある落差152mの滝です。
「滝」という名の滝なんです。

ヴァレー内交通規制

昨日ヴァレーから戻りました。
ヴァレー内はいたるところで道路工事をやっていて、ヨセミテヴィレッジ〜センチネル橋間が通行止めでした。そのためにカリービレッジ〜ヨセミテヴィレッジ間で恒常的に渋滞が発生していて、これには参りました。

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Missing in the Minarets

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1933年7月末、サンフランシスコの若手弁護士Peter Starr(Walter A. Starr Jr.)は、単独で2週間のシエラネバダへ探査に出かけました。当時Peterは完成したばかりのJohn Muirトレイル、及びシエラの山々のガイドブックを作っていました。8月7日に、パリセード山群近くのGlacier Lodgeで待ち合わせをしていたPeterの父Walterは、予定日を数日経ってもやってこない息子に何かが起きたと確信し、捜索願いを出しました。やがて、Peterの車がMammoth Lakes近くのAgnew Meadowsで発見されます。目撃証言から、Peterが付近で遭難した可能性が高まります。そして、Ediza Lakeをベースキャンプにし、Ritter-Banner-Minaret山群で、当時の有名な登山家Norman ClydeやEichorn、Dawsonらも含む大規模な捜索が開始されました。PeterがMt. Ritterに残したメモや、アイゼン、ピッケル、カメラなどがベースキャンプそばで見つかったものの、Peterの行方は依然わからず、やがて捜索は打ち切られることになります。Norman Clydeは、あきらめずただ一人山に残り、単独でMinaret付近での捜索を続け、ついに8月25日にPeterの遭難現場を発見しました。そして、そのニュースはメモリアルサービスを準備中のStarr家に、当日夜遅く伝えられました。
当時の(綺麗な)モノクロ写真、関係者へのインタビュー、詳しい調査に基づいて書かれたドキュメンタリーです。山の遭難というと暗いイメージが思い浮かびますが、そのような感じを全く与えない、すばらしい本に仕上がっています。遭難から一年後、Peterの遺稿は父Walterの手により仕上げられ、”Starr’s Guide to the John Muir Trail and the High Sierra Region”として発行され、その後多くの人々に愛用されるようになりました。
Missing in the Minarets
The Search for Walter A. Starr, Jr.
William Alsup著
Yosemite Association出版
ISBN: 1-930238-18-5 (softbound)
ISBN: 1-930238-08-8 (hardbound)