ファミリープログラム

Discover Yosemite Family Program
レポート:川西 裕幸
2000年7月19日(水)午後に「Direcover Yosemite Family Program」に参加しました。国立公園局のページに開催スケジュールが載っていたので、事前にスケジュールすることができました。ただし予約は現地(あるいは電話) でしかできないので、Yosemite Valley ストアの裏にある Tourの看板のあるツアー デスクでチケットを購入しました。子供一人$10 で、親は無料です。
案内によると、「このハンズオンプログラムはYosemite Institute の ナチュラリストによって指導され、子供連れの家族に対して行われます。午前と午後に半日のセッションがカリービレッジから始まります。トピックスは地質学、池の学習、野生、ヨセミテ物語などです。ナチュラリストはグループの興味によってプログラムを選びます。参加定員は20名で、保護者の付き添いが必要です。子供一人あたり$10 保護者は無料です。 ツアーデスクで予約してください。 (559) 252-4848」
集合場所はカリー ビレッジのちょっと奥の、小さな舞台とベンチがたくさんある少し分かりにくい場所で、やはり近くのツアーデスクの人に聞いて連れて行ってもらいました。大人 5 人、子供 10 人くらいがすでに集まっていて、私達を入れて5 家族くらいでした。少し挨拶したあと、ナチュラリストを先頭にすぐに出発しました。まずカリービレッジからハッピーアイルに向かいます、途中でクマの糞を見つけて、Yosemiteのクマの話です。Yosemite Valley 内にも 80 頭くらいのクマがいるそうです、つかまったりすると、Valley外へヘリコプターで連れて行くと話していました。昔はクマを餌付けして飼っていた時代もあったそうです。


クマの糞を見せながら話をするナチュラリスト

そこから Vernal Fall Footbridge まで登りましたが、午後の暑い時間ということもあり、8歳の息子も何とか登りきりましたが、かなり厳しかったようです。下ってからマセド川の日陰で川の生物を探そうということになり、みんな俄然張り切って、ナチュラリストから小さな網とトレイ(豆腐のパックみたいなやつ)を借りて、魚やら虫やらを水に入って探し始めました。1cm ほどの小さな魚や虫を見つけて楽しみました、暑い日でも水は冷たく、子供達も親も靴を脱ぎ水と戯れていました。


見つけた生物を見せる子供達

最後にインディアンの遺跡を見学しました、アメリカで遺跡を見るというのも珍しい体験でした。その時にはもう6 時になっていたので、バスでカリービレッジまで戻り終了となりました。4 時間というのは少し長いかもしれませんが(午前なら3 時間のコースもあり)、子供連れで Yosemite に行かれるのであれば、子供一人$10 という価格も格安で、Yosemite の自然のことも勉強できるし、お勧めだと思います。ただしナチュラリストは毎日Yosemite を歩いていることもありかなりの健脚です、いっしょに歩くのは小さい(小学校低学年以下の) 子供には難しいかもしれません。英語はあまりわからなくても(チケットを買って、集合場所までたどり着く程度できれば) 問題ないと思います。

Hitoshi について

西村仁志です。環境共育事務所カラーズ&広島修道大学。

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