HD トレイル開通間近

現在トレイルクルーは、ケーブルのセットアップをしているようです。
連休までにはUpしそうです。 4MトレイルのUnion Pt.から先は、5月いっぱいはクローズのようです。
The Half Dome cables are down for the season. The trail crew is working on the cables. The cables will be in place as soon as possible, possibly in time for Memorial Day weekend. This will be updated as soon as more information is available.
The Four Mile Trail to Glacier Point is open only to Union Point (about halfway up the trail) and is closed between Union Point and Glacier Point. The trail will remain closed, probably through May.
NPS

Vernal Fall,Nevada Fallトレイル情報

4/27からヴァーナル,ネヴァダ滝へのトレイル(ミストトレイル)がオープンしています。ネヴァダ滝へのJohn Muir Trailは未開通で、ヴァーナル滝経由でしか行けないようです。
またこの時期のミストトレイルは「びしょ濡れ」で、かつ早朝には凍結している箇所もあり注意が必要です。

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熊缶の開け方を学習した熊!?

最近G社の熊缶に関するNEWSがKings Canyon NP方面から入ってきました。
開け方を学んだ熊がいるようです。私も9月に、Yosemite(Big Oak Flat Wilderness Station)で
同様な注意をされました(この製品私も使っていますが…)。 そういえば熊技の話でも盛り上がったことを覚えています。
”On my September JMT hike, I was cautioned by the Kings Canyon rangers that a bear in the Rae Lakes/Vidette Meadow area had learned how to break into the 「製品名」 canister and had actually done so a number of times. I find it difficult to believe since I have some trouble getting it open myself! However, we dutifully put our canisters in the bear boxes at Arrowhead Lake and upper Vidette as we passed through.” from DC
”I talked to a Kings County Ranger and friend at the FS Centennial. Their feeling is it is one bear that has learned the trick of opening the 「製品名」. They theorize that the bear grips the vault and gives it a hard twist. Smart bear. If you apply the 100 monkey theory to the bears, there goes the usefulness of the vault. All the more reason to keep a constant vigual in keeping our food away from all wild critters.” from BD.
”I recently talked to a Kings Canyon ranger who mentioned this problem. To open the cannister, the top must be depressed and unscrewed, like certain childproof medicine containers. Some bears have figured out they can bounce up and down on the cannister and thereby loosen the top. After a while, the top will unscrew from this action and come off. ” from BM

Wilderness Permit Station

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Yosemiteウイルダネスに入るための許可証は、公園内にあるいくつかのオフィスで発行してくれます。コンピュータ内に名前、住所などが登録されるので、2度目以降は、名前・TH・日数・人数を言うだけで、すぐ作成・プリントしてくれます。そのとき食料の保管方法(熊対策)などルールについて突然質問される(ことがある)ので、事前に調べておきましょう[*]。写真はBig Oak Flat EntranceのWilderness Permit Station。

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Wilderness Use Permit

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バックパッキングなどでWildernessにキャンプをする場合、Wilderness Use PermitやVisitor’s Permit等と呼ばれる許可証の携行が義務づけられています。ヨセミテの場合、許可証は、公園内のWilderness Permit Stationで予約(60%)もしくは当日申請(40%)によって所得できます。許可証さえあれば、どこに行ってもよいというわけではなく、入出日、入るトレイルヘッド(TH)、出るTH、メンバー数などが厳しく制限されています。特にヨセミテの場合、各トレイルから一日に入れる人数が制限されており(Quota制度)、人気コースのTHは、予約分がすぐ、なくなってしまうことがあります。許可証にはグループの最大人数、水場からキャンプ地までの距離、Valley, Tuolumne Meadowsなどの混雑したところからの最低距離、焚き火は既にかまどのできているところでのみする、などのWildernessで守らなければならないルールが記載されています(続きに原文を抽出)。許可証(2003年版[註])下部には太文字で、「規則違反者は召喚・罰金の対象となる」と書かれており、その下には「上記の法やルールを守り、メンバーもそれに従わせることを約束します」と続き、その下に同意のサインをすることになります。

Yosemite Wilderness利用の手続き、予約状況に関しては、ヨセミテ国立公園WebのYosemite Wildernessページに書いてあります。また許可証は年度によって形式が異なっています。

[註]2005年版Permitの内容も、まったく同じです (2005-Sep-18)。

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Wilderness

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Wilderness(ウィルダネス)という、ごく一般的に使われている単語があります。簡単には、人の手の入っていない、ありのままの自然が残された領域をさします。アメリカの殆どを占めていたWildernessですが、開拓や近代文明の発達とともに、次々と失われていきました。ヨセミテもしかりで、1890年に国立公園として制定されたものの、トレイル網の拡大、Hetch-Hetchyダム(1923年完成)や現在のTioga Road(1961年開通)の建設等に見られるように、Wildernessが次々と失われてきました。1964年、Lyndon B. Johnson大統領によりWilderness Actと呼ばれる法案が署名され、Wildernessを将来に残していくための制度ができ、その保護・管理は四つの政府機関:Deptartment of Interior(内務省)のNational Park Service(NPS)、Bureau of Land Management(BLM)、U.S. Fish and Wild Service及びDepeartment of Agriculture(農務省)のForest Service(FS)にまかせられています。Wilderness地区指定をしてしまえばそれでよいというものではなく、野生動物・魚、過去とのしがらみをも含む商用目的の放牧、森林火災、(条件付の)伐採、既存の歴史・考古学的遺産、レクリエーション(既存のトレイル、バックパッキング等)などと多方面にわたる管理が必要となっています(詳しくはwww.wilderness.netを参考)。

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Bear Canister

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Bear Canister(熊缶)による食料の保存は、ヨセミテでのBackpackingでは、ほぼ義務化しています。写真は幾つかの製品を並べて撮影したものです。黒いのは、ヨセミテで貸してもらえる、Garcia社製のものです。このサイズは、2人で一泊の場合、かなりスペースが余ってしまいます。そこでストーブその他のものを一緒に詰めることになります。しかし二つほど問題点があります。一つはその重量(2lb. 12oz.)、そして大きさです。特に小ぶりのパックにはうまく入らず、外にぶら下げる事になります(あまりクールではないですね)。ところが、最近待ちに待った一泊用のモデルがBearValut社からでました(写真左、透明の缶)。これはG社製より1ポンドほど軽量で、かつパックに簡単に入る注目の一品です(注意:ヨセミテでは条件付で許可となっています)。