Tioga Road沿いの小さな広葉樹は数週間前からかなり黄色に染まって
います(Yosemite Creekの東側ではやや枯れ始まっているように思えました)。
残念ながら針葉樹が主体のハイシエラでは、山全体が色づくということは
ありません。所々黄色やオレンジに染まったアスペンのスポットが
見かけられる程度です(写真:Cathedral Peak と Medlicott Dome)
さて、10月に入りかなり気温が下がってきたようです。
体を動かしているときは薄着でも大丈夫ですが、休憩時などには
すぐ冷えてしまいます(特に日が差さないとき)。Tioga Road沿い
散策の際は薄手のフリースや手袋、防風着などの携行をお忘れなく。
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10月のHigh Country
10月最初の土曜日でしたが、High Countryは悪天でした。
既にかなりの降水があったようで、林の中はかなり湿っていました。
天気予報によると、明日からはまた好天が戻ってくるそうです。
嵐、好天のサイクルを繰り返す内に、ある日突然Tioga Roadは閉鎖され、
冬が訪れるのですね。
(写真:Mt. Hoffmannから望むTuolumne Meadows方面)
Tuolumne渓谷
撮れたて(9/25)のTuolumne Fallsです。6月に比べ水量(と音量)は極端に
減っています。 (Field Report 6/6/2004と比べてみてください)
Tioga Road沿いのトレイルヘッドや、
Tuolumne Meadowsはかなり閑散としているように感じました。
Snow
9/19のヨセミテは、広範囲で結構まとまった量の雪が降りました。
Tioga Road沿いのSiesta Lake (9/19 10時撮影)
Tioga Road沿いのSiesta Lake (9/19 15時撮影)
Tuolumne Meadowsの夜明け
2004 AUG.キャンプ最終日8/26の朝のお散歩で出会ったシーンです。すばらしい天気でした。
太陽の上は飛行機雲です。
Yosemite Falls
ヨセミテ滝はなんとなく水が少なくなってきている感じがしたので、
3月に撮った写真と比べてみましたが、やっぱり確実に少ないですね。
3/20撮影の写真と6/5撮影の写真。
Tuolumne渓谷
写真(本日撮影)はGlen AulinそばのTuolumne Fallsです。2週間前にトレイル上にあった残雪
は全く無くなってしまいました。 林のなかを流れる小さな沢の水量はだいぶ
落ちていますが、Tuolumne渓谷の水量には違いを感じませんでした。
蚊がわずかですが出現し始めました。
Tioga Road 沿いの Lakes
先週(5/23)までは、Tioga Pass 近くの Dana Meadow の池と、Tioga Lake には
まだ表面に白く氷が残っていましたが、5/31にはすっかり融け切っていました。
上・下Granite Lakes も既に融けていますが、Gaylor Lakesは上下ともまだ凍っていました。
Gaylor Peak から Lower Lake方面の眺め
Gaylor Peak から Upper Lake方面の眺め
蚊
Yosemiteではすでにたくさんの蚊が発生しています。
今年はカリフォルニアでもWest Nileの感染が懸念されていますので、
心配な場合はそれなりの対策をとられることをおすすめします。
現地でもDEET100の強力な虫除けが入手可能ですが、品切れにご注意。
Yosemite Guides によるFly Fishing
Yosemite Guides Fly Fishing
レポート:川西裕幸
2000年7月20日(木)午後に Yosemite Guides Fly Fishing に参加しました。「フライ フィッシングのインストラクターを半日雇いました」という表現の方がより正確かもしれません。Yosemite Guides は Yosemite View Lodge (El Portal) にオフィスがあり、私達は今回Yosemite View Lodge に宿を取ったので、そのままピックアップしてもらって現地に連れて行ってもらいました。半日コースで最初の1 人が $150、最大 3 人まで 1 人追加するごとに +$50、子供は +$25 と比較的高価なプログラムです。道具はもちろんセットですし、私達は2 日間のライセンスを事前に購入しました ($10.25 Yosemite Valley の スポーツショップで売っている)が、Yosemite Guides の方で用意されていました。
Yosemite Guides の案内によると、「ヨセミテを流れるマーセド川は昔からの石畳の流れで、野生の虹鱒と多くの虫が孵化します。ヨセミテ渓谷の静かな水流はカリフォルニアの小川にいるほとんどの鱒の故郷です。バックカントリーの多くの小さな小川も小さな野生の魚のフライ・フィッシングをはじめるのには最適です。Yosemite Guides の主なロケーションはEl Portal の公園の境界です、そこではマセド川で年間いつでも釣りができ、ハイカントリーの湖や流れにいつでもアクセスできます。私たちはヨセミテで一番釣れる場所を用意してシーズンごとにもっとも適切な場所を用意しています。」
息子といっしょにフライを投げるインストラクター
Yosemite 公園内のマセド川の川岸でフライ(というか糸)の投げ方の練習からはじめました、8
の字を書いて投げる練習を何度もして、Gentle にとか、力を入れすぎないとか色々マンツーマンで教えてくれます(後で役に立ったかというと疑問ですが)。その後川に入って釣りが始まります、まず川虫を探し、それと同じ(自作の)餌をつけてフライします。といってもインストラクターと2人でポイントに投げるので、非常に楽です。子供も同じようにいっしょに投げてくれます。
何度か場所を移動しながら、結局各人 (大人 2 人子供 1 人) 数尾づつの釣果を得ることができました。釣った魚はすべてすぐリリースします、中にはとてもきれいな虹鱒もありました。魚も人と同じで涼しい日陰が好きとの事で、日陰を求めて川沿いを進みました。やはりポイントというものがあるようで、(私達はまったくの素人なので当然ですが)
経験があったとしても、インストラクターなしにはこんな釣果は望めなかったでしょう。
釣り上げた虹鱒
「ヨセミテでフライ フィッシング」なんてちょっと素敵な体験になりました。でも金額も張りますし、英語もマンツーマンということもあって、少しは話せないとコミュニケーションできないので、誰にでもお勧めというわけにはいきません。しかしあれだけ人の多い夏のYosemite も一歩コースを外れると、本当に同じ場所かと思うほど人がいなくて静かでした。観光バスで着て幕の内弁当を食べて帰る(こういう団体さんが本当にいました) ような、ただの Yosemite 観光ではなく、自分のYosemite を発見したいというこだわりの方には良いかもしれません。申し込みはE-mail と FAX を使いました。