2026年の入場料およびパスに関する変更点

公式サイトに以下のように案内がありました。

https://www.nps.gov/planyourvisit/passes.htm#changes-in-2026

2026年1月1日より、入場料およびパスに関する変更点は以下の通りです:
「アメリカ・ザ・ビューティフル」パスは、最大2台のオートバイの入場料をカバーします。
米国非居住者向けの新しい「アメリカ・ザ・ビューティフル」パスは250ドルで利用可能となります。その他のアメリカ・ザ・ビューティフル・パスは米国市民および永住者のみが利用可能となります。
入場料無料日は米国市民および居住者のみに適用されます。
非居住者は入場料および適用される非居住者料金の支払いが義務付けられます。
以下の公園では、米国非居住者が入園する際に1人あたり100ドルの追加料金が課されます:
アカディア国立公園、ブライス キャニオン国立公園、エバーグレーズ国立公園、グレイシャー国立公園、グランドキャニオン国立公園、グランドティトン国立公園、ロッキーマウンテン国立公園、セコイア&キングスキャニオン国立公園、イエローストーン国立公園、ヨセミテ国立公園、ザイオン国立公園。

外国人観光客は米国の国立公園訪問に追加で100ドルを支払うことになる

BBC記事 https://www.bbc.com/news/articles/c1kpnxvpgy2o

 グランドキャニオンやヨセミテといった人気のある米国の国立公園を訪れる外国人観光客に対し、トランプ政権は追加料金の支払いを義務付ける方針である。米国の国立公園を管轄する内務省の発表によれば、海外からの訪問者は、最も人気のある11のサイトにアクセスするために、既存の入園料に上乗せする形で一人当たり100ドル(約76ポンド)を支払う必要が生じるという。さらに2026年以降、非居住者が年間パスを購入する場合、その価格は250ドル以上に引き上げられることになるが、一方で米国市民および永住権保持者については、現行の80ドルが維持される見通しだ。

 この料金値上げについて同省は、「アメリカの家族を第一に(put American families first)」据えることを目的とし、米国市民にとって公園をより身近で利用しやすいものにするというドナルド・トランプ大統領の目標を反映したものであると説明している。ダグ・バーガム内務長官は、「これらの政策は、すでに国立公園制度を支えている米国の納税者が手頃な価格でのアクセスを享受し続けることを保証するものである」と述べ、同時に「海外からの訪問者には、将来の世代のために公園を維持し改善していくための『公正な分担』として貢献してもらう」との見解を示した。この増額措置は2026年の初頭から施行され、あわせてオンライン予約システムの刷新や、公園全体におけるオートバイ利用者のアクセス改善も実施される予定である。

 また、発表の中で同省は、2026年に居住者限定の「愛国的無料入園日(patriotic fee-free days)」を8日間設けることにも言及しており、これにはメモリアル・デー、独立記念日、ベテランズ・デーなどが含まれる。今回の料金値上げは、トランプ氏が7月に署名した大統領令に続く措置であり、海外からの訪問者の入園料を引き上げることで、自然保護や維持管理の資金を調達するとホワイトハウスは説明していた。しかしながら、トランプ政権がその一方で国立公園局の予算を大幅に削減する計画を立てていたという事実は、公園管理のあり方を考える上で看過できない文脈であろう。米国の国立公園は近年、記録的な数の観光客を迎えており、2024年の訪問者数は3億3100万人を超え、前年比で少なくとも600万人の増加を見せている。国内で最も訪問者の多い公園には、フロリダ州のエバーグレーズ、カリフォルニア州のヨセミテ、コロラド州のロッキーマウンテンなどが挙げられる。

レンジャーに訊け(Ask a Ranger)

 スティーブン・マザー(*初代国立公園局長官)は、できる限り多くの人々を国立公園へと誘致しようと努める一方で、もう一つの重大な課題にも取り組んでいた。それは、公園を実際に運営する有能な人材を集めることであった。

 それ以前までは、政治的な縁故が職の任命を左右していた。グレーシャー国立公園のある職員は人脈の後ろ盾によって採用されたが、あまりに無能であったため、迷子にならないように鉄道線路沿いしかパトロールを許されなかったという。メサ・ヴェルデ初期の監督官の義理の息子は、古代の断崖住居から貴重な遺物を盗掘した張本人であることが後に発覚した。
 こうした状況を改めるため、マザーはすぐに新しい監督官たちを自ら選抜していった。

 コロンビア大学で工学を学び、コロラド山岳クラブの創設メンバーであり、また第一次世界大戦では陸軍少佐を務めたロジャー・トールは、マウント・レーニア国立公園に派遣され、その後ロッキー・マウンテン国立公園に移った。

 職業考古学者のジェシー・ニュースバウムは、メサ・ヴェルデとその古代遺産の管理を任された。

 ジョン・ホワイトはイギリス生まれの冒険家であり、クロンダイクで金を探し求め、三度の戦争に従軍して、第一次世界大戦終結の和平交渉時には大佐の地位にあった人物である。彼はグランドキャニオンに身を置きたい一心で、低賃金の仕事を喜んで引き受けていたが、マザーとオルブライト(*マザーの副官、のちの第2代長官)は彼の卓越した指導力を見抜き、セコイア国立公園の監督官に任命した。ホワイトはその後25年以上にわたり同職を務めた。

 アラスカのマウント・マッキンリー(現デナリ)国立公園では、マザーはハリー・カーステンスを任命した。彼は1913年に北米大陸最高峰の初登頂隊を率いたことで、すでに「生ける伝説」として知られていた人物である。マザーは狩猟や入植を禁じる規則を説明した上で、「しばらくの間、これらの規則の必要性を公衆に理解させるのは困難な仕事となるでしょう」と新任監督官に宛てて書き送った。そして「私はあらゆる面であなたを支援するつもりですが、残りはあなた次第です」と付け加えた。

 最も名誉ある職であるイエローストーン国立公園の監督官には、オルブライトが任命された(彼はオフシーズンには現地業務担当の副長官も兼ねた)。オルブライトは後にこう回想している。「私は自分が(*まだ20代だったので)あまりにも若いことを痛感していました。30歳になっていますようにと祈るばかりでした」。彼はより歳をとっていると見せるため、公の場では眼鏡をかけるようになったという。

 監督官の下には、同様に専門的な能力を備えたパークレンジャーの精鋭部隊が求められた。オルブライトによれば、それは「21歳から40歳の男性で、人格が優れ、健全な体格を持ち、人々を扱う際に思慮深くある者」であった。彼らは馬に乗り、手入れをし、登山道を整備し、森林火災と闘い、銃器の扱いに熟練し、あらゆる極端な気象下での野外生活の経験を持ち、さらに長時間労働に対して時間外手当が支給されないことを甘受しなければならなかった。

 給与は年額1,000ドル。その中から自らの食料や寝具を調達し、そして自ら選んだ職務の象徴として特別にデザインされた制服と、平らなつばの帽子に45ドルを支払うことが求められた。

 イエローストーンではパークレンジャー志願者が殺到したため、オールブライトは次のような趣旨の定型文を作成して応募者をふるいにかけた。

 パークレンジャーの仕事は、神経質で短気な人間、怠惰な人間、あるいは肉体労働に慣れていない人間には向きません。1日10時間から12時間、常に辛抱強く笑顔で働けないなら、添付の申込書を提出しないでください。楽しみを求めて来るなら、失望するでしょう……レンジャーの仕事はとりわけ過酷です……資格があるなら応募してください。そうでなければ観光客としてイエローストーンを訪れてください。

 「レンジャーは、その職を生涯の仕事とする覚悟で就くべきだ」とマザーは語った。レンジャーたちが最も尊敬した人物こそ、このスティーブン・マザーであった。彼はあるレンジャーに故郷の両親を訪ねるための旅費を与え、しばしばレンジャーとその妻を高級レストランに招待した。またヨセミテでは、自費で25,000ドルを投じて「レンジャーズ・クラブハウス」を建設し、レンジャーたちがくつろげる場を提供した。マザー自身もヨセミテ滞在時にはホテルではなくこのクラブハウスに宿泊するのを常とした。

 オルブライトは述べている。「マザーはパークレンジャーがどうあるべきかについて特別な構想を持っていました。彼は彼らが知識と技能だけでなく、公衆との関係を築く能力と高い献身心を持ち込まねばならないと感じていたのです」。

 マザーにはパークレンジャーに独自の精神的象徴を与えたいという構想があり、それを彼はエスプリ・ド・コール(団結の精神)と呼び、その醸成のためにあらゆる手段を講じた。

 マザーは、レイク・タホの民間リゾートで二人の大学教授が運営していた自然教育プログラムに感銘を受け、それをヨセミテ国立公園に丸ごと移設する費用を負担した。間もなく、彼の言う「レンジャー・ナチュラリスト(自然解説員)」によるガイドウォークや夜のキャンプファイアープログラムが、各国立公園で始まった。これらは瞬く間に人気プログラムとなり、マザーが構想した「親しみやすく専門的な」レンジャー像を形成するうえで最も大きな役割を果たした。

 レンジャーの多くは男性であったが、少数ながら女性もいた。クレア・マリー・ホッジズは14歳のとき家族とともに馬で4日間かけてヨセミテを訪れた。4年後の1918年、彼女は公園内の登山道に精通しており、第一次世界大戦によって男性レンジャーの確保が難しくなると応募し、すぐに採用された。彼女は国立公園局初の女性レンジャーとなった。標準制服の代わりにブラウスと分割スカート(*馬にまたがるため)を着用したが、帽子だけは他のレンジャーと同じものを被った。

 イエローストーンでは、コロンビア大学で地質学修士号を取得したブルックリン出身のイザベル・バセット・ワッソンが、初の女性パークレンジャー・ナチュラリストとなった。彼女はこう語っている。「私はパトロールはしませんでした。トークを行ったのです」。彼女は毎日3か所でトークプログラムを行い、それぞれ異なるテーマを扱った。なぜなら来訪者がどこへ行っても彼女について来たからである。

 教育プログラムを補完するため、そして当初はほとんど民間資金(主にロックフェラー・ジュニア家の支援)によって、野生生物、植物、地質、歴史などを解説する小規模なミュージアムが各公園で開設された。

 マザーはこれらすべてを自ら見に行くことが大好きだった。彼は訪問の際には必ずパークレンジャーの制服を身に着け、特別ナンバー「USNPS 1」が付いた大型ツーリングカーで各地の国立公園を巡った。観光客が足を止めて野生動物を見ていると、彼は喜々として彼らに声をかけたという。

 パークレンジャーの社会的イメージをさらに高めるため、マザーはオルブライトに勧めて、国立公園での生活を題材にしたユーモラスな逸話集『オー・レンジャー!』(Oh, Ranger!)を出版させた。この本は13版を重ねるベストセラーとなった。

 私にとって、国立公園のイメージはパークレンジャーを抜きにしては完成しない。彼らの数は少ないが、その影響は計り知れない。
 新しい道を切り開くときは、「レンジャーを送れ」。雪に埋もれた動物を救うときも、ホテルに迷い込んだ熊を追い出すときも、森林火災を防ぐときも、人命を救うときも、「レンジャーを送れ」となる。自然の理を知りたい紳士も、道に迷った旅人も、まず最初に思うのは「レンジャーに訊け」である。
 ―スティーブン・マザー

物語を伝えること(Telling the Story)
マザーの最も永続的な革新は、レンジャーが特徴的な平らなつばの帽子をかぶり、自然散策(マウント・レーニアにて)やキャンプファイアでの講話(ヨセミテにて)を行うという制度を導入したことであった。彼はこの帽子を、権威と親しみやすさを象徴するものとして意図的に育て上げたのである。

ジョン・ミューア『ヨセミテ』― 自然が生んだ大聖堂を描いた書物

 ジョン・ミューア(John Muir, 1838–1914)は、アメリカを代表する自然保護思想家であり、探検家でもありました。彼の生涯の歩みは、シエラネバダ山脈と深く結びついており、特にカリフォルニアのヨセミテ渓谷は、彼にとって「魂の故郷」と呼べるほど特別な場所でした。1912年に出版された著書『ヨセミテ』(The Yosemite)は、その長年の経験や観察、そして自然への深い愛情を結晶させた作品であり、今日でも多くの人に読み継がれています。

自然誌と文学が溶け合う独自のスタイル
 『ヨセミテ』の最大の特徴は、科学的な観察記録と詩的な描写が見事に融合している点にあります。ミューアは植物学や地質学の知識を駆使して、谷を取り囲む花崗岩の断崖、氷河が刻んだ谷と湖、滝の流れ方や音の違いまでを詳細に記録しました。同時に、それらを単なるデータとしてではなく、読者の感性に訴えかける文学的な言葉で表現しました。彼にとってヨセミテは、測量や分類の対象であると同時に、「自然が自ら築いた聖堂」でした。

氷河の谷としてのヨセミテ
 当時、ヨセミテ渓谷がどのように形成されたのかについては学者の間で議論がありました。ミューアは、自らの観察に基づき「氷河の浸食によって谷が刻まれた」という説を強く主張しました。彼は、谷壁に残る研磨痕や巨大なモレーン(氷河堆石)を証拠として挙げ、その科学的見解を多くの人に伝えました。この点でも『ヨセミテ』は、自然観察の記録にとどまらず、学問的な意義を持つ著作となっています。

五感で描かれた自然の響き
 ミューアは、滝や川の流れを「自然の音楽」と呼びました。轟音を立てるワパマ滝や、羽毛のように落ちるブライダルベール滝を描くとき、彼は視覚だけでなく、音、光、風までも文章に織り込みます。水のきらめき、森を渡る鳥の声、夜の星明かりに照らされた花崗岩の輝き――そのすべてが「自然の交響曲」として描かれるのです。

読者を旅へと誘うガイドブック的要素
 『ヨセミテ』はまた、読者を実際に現地へ誘うための案内書のような側面も持っています。グレーシャーポイントへの登山、ネバダ滝やヴァーナル滝をめぐるハイキング、ホフマン山やクラウズ・レストからの展望――ミューアは自らの体験をもとに、最も魅力的な行程を丁寧に紹介しています。これは単なる旅行記ではなく、自然と一体になって歩くことの歓びを伝える「招待状」ともいえるでしょう。

精神的価値としての自然
 何よりも重要なのは、ミューアが自然を「利用するもの」ではなく「共に生きるもの」として捉えた点です。ヨセミテの森や谷は、木材や水源といった経済的価値以上に、人々の心を癒やし、生命の根源とつながる場所だと考えました。彼にとってヨセミテは、人間が造った大聖堂よりも荘厳で神聖な「自然の神殿」でした。

自然保護思想への影響
 『ヨセミテ』は、単に美しい風景を紹介するだけの本ではありません。そこには「自然は守られるべき大いなる存在である」という強いメッセージが込められていました。この思想はやがてアメリカの自然保護運動を推進し、国立公園制度の確立へとつながっていきます。ミューアの筆によって描かれたヨセミテは、多くの人々に「守るべき宝」としての自覚を与えたのです。

Tuolumne Meadowsキャンプ場の改修工事が完了

Tuolumne Meadowsキャンプ場はグレート・アメリカン・アウトドア法(GAOA)による資金援助を受け、3年間・2600万ドル規模の再生プロジェクトがほぼ完了し、8月1日から再オープンしました。
このキャンプ場はヨセミテ国立公園で最大のキャンプ場で、タイオガ・ロード沿いに位置し、一部のエリアはトゥオルミ川に近接しています。ヨセミテバレーからは約1時間30分の距離で、標高8,000フィート(2,600m)に位置するこのキャンプ場は夏のみの季節営業で、数多くのハイキングコース、湖、展望スポットへの素晴らしいアクセスがあります。
8月19日から22日まで滞在してきましたので、レポートいたします。(西村仁志)

主な改修のポイントは、上下水道の改修、キャンプ場内道路の舗装、キャンプサイトの再配置(Aエリアの川沿いのサイトの廃止、Hエリアの新設)、バリアフリーサイトの新設、水汲み場の新設、各サイトのベアボックスの取り替えなどです。
また以前は予約時にサイトを指定できず、チェックイン時に決定する仕組みでしたが、ヴァレーのキャンプ場と同様、サイト番号を指定して予約するように変更されています。
以下に新旧のサイト配置図を示します。

改修前のキャンプサイト配置図

改修後のキャンプサイト配置図

チェックイン・チェックアウトのためのレンジャーキオスク(写真下)は改築されていました。

キャンプ場オフィス(写真下)はまだ工事が続いていました。

かつてのAエリアの川沿いのサイトは廃止。また自動車アクセスルートになっていましたが、人道のみに変更(写真下)され、

パークボランティアによる自然復元工事が行われていました(写真下、作業前の準備体操)

各サイトのベアボックス(フードストレージ)、テーブル、ファイヤーピットの3点セットの設備(写真下)は変わりません。ただしベアボックスは新しい、足の高いタイプに取り替えられていました。クマだけではなく、小動物の入り込みもしにくくなっています。

新設されたHエリアでは、道路沿いにクルマを置く(サイトには置けない)サイトがいくつかあります。予約サイトでは各サイトに置けるクルマの数が明記されているので、確認して予約することが重要です。

車椅子対応 – 以下のキャンプサイトは車椅子利用に適しており、延長天板付きピクニックテーブルを備えています。これらのキャンプサイトに最も近いトイレも車椅子対応です。これらのサイトは障がいのある方に限定されます。サイト:A5、A41、B37、B38、B39、C1、C74、C75、D10、H16、H17、H18、H19

トイレの車椅子対応(写真下)

トイレの横の他、キャンプサイト内各所に水汲み用の蛇口があります。(ここでの食器洗いは禁止です)

バックパッカー用のサイトはAエリアの一番奥に移されました。ここはJohn Muir Trailのコースですから、必ず泊まりますね。(写真下)

サインボードに記入するセルフチェクイン方式です。(写真下)

サイトや設備の改修はされましたが、すばらしい自然環境は変わらず、素敵なところです。

その他、公式情報はこちら
https://www.nps.gov/yose/planyourvisit/tmcamp.htm

キャンプサイトの予約はこちら
https://www.recreation.gov/


2025年の夏季シーズンの入園予約制度

2025年の夏季シーズンに向けて、ヨセミテ国立公園は新たな入園予約制度を導入することを発表しました。この制度は、過去のものよりも制限が少なく、訪問者の利便性と公園内の混雑緩和を目的としています。

🗓️ 予約が必要な期間と時間帯
•対象期間:
•6月15日から8月15日の毎日
•メモリアルデー(月末)およびレイバーデー(9月初旬)の週末
•対象時間帯: 午前6時から午後2時まで 

この時間帯に公園へ車で入園する場合、事前の予約が必要となります。予約は5月6日午前8時(太平洋標準時)から、Recreation.govで受け付けが開始されます。 

✅ 予約が不要なケース
以下の場合は、別途の入園予約は不要です:
•公園内の宿泊施設、キャンプ場、ウィルダネス許可証、または特別使用許可証を既に予約済みの場合
•公認の商業ツアーやホテルのシャトルバスを利用する場合
•午前6時前または午後2時以降に入園する場合
•ヨセミテ地域交通システム(YARTS)の公共バスを利用する場合

📉 地元への影響と反応
この発表の遅れにより、公園周辺のホテルや観光業者からは懸念の声が上がっています。特に国際旅行者の減少や経済の不確実性、連邦政府による人員削減の影響もあり、夏季の予約率が例年の半分以下にとどまっているとの報告もあります。
一方で、自然保護団体はこの制度の導入を歓迎しています。訪問者数の増加による環境への影響を抑え、より良い訪問体験を提供するための一歩と評価されています。

ℹ️ 詳細情報と予約方法
予約の詳細や手順については、以下の公式サイトをご参照ください:
•ヨセミテ国立公園公式サイト: https://www.nps.gov/yose/index.htm
•予約サイト(Recreation.gov): https://www.recreation.gov

訪問を計画されている方は、早めの予約と最新情報の確認をおすすめします。特に6月15日から8月15日の期間中に午前6時から午後2時の間に車で入園を予定している場合は、事前の予約が必要です。

「朝だ!生です旅サラダ」でヨセミテ国立公園が紹介

ABCテレビ「朝だ!生です旅サラダ」でヨセミテ国立公園が紹介されました。TVerでも見られます。

https://tver.jp/episodes/eprv97myj2?fbclid=IwY2xjawJwJCZleHRuA2FlbQIxMQABHrn6rs7xU9iqsq1uVwRp5t5S0aX1085VepdUIW5fxKviQgX4wBowB6mB7dk0_aem_XG5CB_3KhVGVpNOn9Pz2sQ

“Winter in Tuolumune Meadows”

ビデオシリーズ「Yosemite Nature Notes」で”Winter in Tuolumune Meadows”が公開されました。ヨセミテ国立公園の奥座敷ともいえるTuolumune Meadowsは夏はキャンプやハイキングのメッカですが、冬は雪に閉ざされ、越冬担当のパークレンジャーだけがその姿に立ち会っています。