八木祥光 写真展 「風景写真の聖地に立つ」8月27日(木)?9月2日(水)

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八木祥光 写真展 「風景写真の聖地に立つ」
期 間: 2009年8月27日(木)?9月2日(水)
求人広告を企画・発行する株式会社アイデム(新宿区新宿 代表取締役:椛山亮)http://www.aidem.co.jp/が運営するフォトギャラリー「sirius」http://www.photo-sirius.net/では、八木祥光写真展「風景写真の聖地に立つ」を8月27日(木)?9月2日(水)に開催いたします。
■写真家コメント
32歳(1973年)の時にヨセミテ国立公園(アメリカ・カリフォルニア州)に訪れました。そこには20世紀の風景写真の先駆者であるアンセル・アダムス(1922?84)のミュージアムがあって、壁面に8×10インチの写真が数点飾られ、各写真の下には微妙に焼きの異なるオリジナル写真が入った引き出しがあり、観光客が写真を選び買っていました。写真が売れることに驚き羨望を感じました。
 アダムスは、ヨセミテを拠点にアメリカ西海岸を中心に風景・人物・生物などをモノクロームで撮影し、代表作はヨセミテの風景写真です。私は風景写真の神髄を求め、ヨセミテを出発点にロッキー山脈を北上し、アラスカまで3ヶ月のアダムスの撮影地めぐりを4×5カメラに白黒フィルムを携え、心をときめかし出掛けました。今回の展覧会はその時(36年前)の聖地巡りの写真を展示いたします。
 白黒写真はモノトーン故に奥が深く、微妙な質感を如何に出すか、昔の記憶をたどりつつ心躍らせながらフィルムをスキャニングし、インクジェットでプリントをしてみました。
(モノクロ約40点)
■写真家プロフィール
八木祥光
1941年 愛知県豊橋市に生まれる
1963年 愛知大学法学部経済学部卒業
1965年 金融機関を退職し、フリーランスの写真家となる
1971年 ニコンサロンの写真展が毎日新聞全国版家庭欄に大きく紹介され、婦人画報、科学朝
日などに掲載される。NHKテレビに出演し作品も放映される
現在、日本写真家協会会員、NHK文化教室講師、愛知大学オープンカレッジ講師
写真展
1971年 「野路の花」  ニコンサロン
1983年 「北緯35度」  ナガセフォトサロン
1990年 「季節のクレヨン」  フジフォトサロン
1992年 「上高地の四季」  東京ペンタックスフォーラム
2008年 「写真の聖地に立つ」  フォトサロン サン・ルゥ   その他多数
出版物
1988年 「季節のクレヨン」  玄光社
1992年 「グリーン・フィーリング上高地」  文一総合出版
1995年 「野の花の撮影術」  学習研究社
2005年 「野の花」  やるき出版   その他多数
【日時・会場】
会場:アイデムフォトギャラリー シリウス
(地下鉄丸ノ内線 新宿御苑前駅徒歩1分)
   〒160-0022 新宿区新宿1−4−10 アイデム本社ビル2F
期間:2009年8月27日(木)?9月2日(水)
開館時間:10:00〜18:00(最終日は15:00まで)
休館日:日曜日・祝日
入場料:無料
[お問い合わせ]
アイデムフォトギャラリー シリウス事務局
担当:山下洋一郎・峯岸三奈子
TEL.03‐3350‐1211
http://www.photo-sirius.net/

小圃千浦TV(Chira Obata)

NHK「迷宮美術館」にて、ヨセミテを描いた日本画家、小圃千浦の特集が放映されます。
番組の放送予定は、
2009年
3月9日(月)NHK BShi 19時?
3月15日(日)NHK総合 14時15分?
3月17日(火)NHK BShi 12時?
です。
必見。

アンセル・アダムスの写真作品展が京都で開催

既に始まっていますが、12月3日まで開かれています。
期間 : 2008年10月24日(金)〜12月3日(水)
休館日 : 日曜日(土曜日、祝日は開館)
時間 : 午前10時〜午後5時
※ 10月24日のみ10:30開館
入場料 : 無料
場所 : 京セラ美術館
京都市伏見区竹田鳥羽殿町6
京セラ株式会社 本社ビル 1F
詳細は以下
http://www.kyocera.co.jp/museum.html

YOSEMITE RENAISSANCE XXIII ART EXHIBIT

5月4日からヨセミテヴィレッジのミュージアムでは「YOSEMITE RENAISSANCE XXIII ART EXHIBIT」という展示が行われます。

Happening Today/This Weekend (Check the Community News section for other events)
YOSEMITE RENAISSANCE XXIII ART EXHIBIT open at the Yosemite Museum Gallery through May 4, 2008.
(Fridays through Mondays, 10 to Noon and 1 to 4 PM).
This year, from a near-record number of 465 entries, 38 paintings, photographs, sculptures and drawings by 34 artists from across the country were selected. On the evening of the opening reception, photographer Ted Orland and print-maker Tom Killion (both former Yosemite Renaissance award-winners) will select the artists who will receive the $4000 in cash awards.
This year’s exhibit is unquestionably one of the best ever mounted by Yosemite Renaissance, including a broad range of works from the representational to the abstract to the conceptual. Local artists in the exhibit include: Linda R. Abbott, Susan Bolen, Elizabeth Carmel, Michael Frye, Marian Gault, Peggy Hansen, Mark Heliger, William Neill, Penny Otwell, Jon Shiu, and Carol Rae Shockley. (B. Beroza – 2/26/08)
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写真展:Yosemite in the Sixties: Climbing life through the lens of Glen Denny

ヨセミテヴァレーのミュージアムにて60年代のヨセミテ・クライミングを撮った写真展「Yosemite in the Sixties: Climbing life through the lens of Glen Denny」が開催されています。(11月9日から2008年1月27日まで)
若き日のイヴォン・シュイナード(パタゴニア創業者)の姿もありますね。
http://www.yosemiteclimbing.org/denny.html

The Glen Denny exhibit at the NPS Gallery by the Indian Museum is now open. The exhibit will feature 80 Glen Denny
photographs taken from 1961 through 1971 with text by Steve Roper.
For more info: http://www.yosemiteclimbing.org/

チウラ・オバタ展、今週末で終了

6月からヨセミテ・ミュージアムで開催されてきたチウラ・オバタ展が今週末で終了します。
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Reminder!!! Last chance to enjoy Chiura Obata, Art of Yosemite in the Yosemite Museum. The exhibit is up through
October 21, 2007. This exhibit explores the work of the artists Chiura Obata (1885 – 1975) who first visited Yosemite in
1927, producing watercolors that led to a series of prints made by master woodblock artists in Japan. The show
extensively covers his earliest visits during 1927-1930, but includes works produced up to 1958. This exhibit displays
over 30 woodblock prints, sumi and watercolor paintings, sketches, a well as his actual paints, brushes, and artifacts. (M.
Luchans – 10/18/07)

講演会:アメリカに生きた日本人画家 小圃千浦

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2007年7月1日(日) (13時開場・13時30分開演/予約不要・参加無料)
同志社大学京町家キャンパス「江湖館」(京都市中京区衣棚通丸太町下る玉植町・地下鉄丸太町下車徒歩3分)
スライド上映と講演:Kimi Kodani Hill(Granddaughter of Chiura Obata)
                 *講演は英語で行われ、日本語通訳がつきます。
進行・解説:西村仁志(同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授)
講演会終了後、交流の集いを行います。(要予約:会費1,000円 お茶・お菓子つき)
▼小圃千浦 (おばた・ちうら/1885-1975 カリフォルニア大学バークレー校名誉教授)は戦前からヨセミテをはじめとするカリフォルニアの風景を日本画で描きつづけた画家である。
 千浦は仙台の出身。14歳で家出し東京で邨田丹陵(むらた・たんりょう)の弟子となり、若干17歳で日本美術院正会員になるが、1903年、18歳で単身渡米する。サンフランシスコで舞台美術や邦字紙のイラストなどで生計を立て、1927年ヨセミテへのスケッチ旅行で描いた作品展をきっかけにカリフォルニア大学バークレー校に美術部教授として迎えられる。
 1941年日米は開戦。西海岸では日系人11万人が敵性外国人と見なされ強制収容所へ送られた。千浦も家族とともに日系人収容所に送られるが、「いかなる状況下にあっても、教育は食糧同様に重要だ。なかでも芸術はもっとも建設的な教育だと信じる。」との信念のもとに美術学校を収容所内に創立する。ここではのべ600人もの人々が学び、多くの日系人アーティストを輩出したのである。
 戦後、千浦は大学に復職し、その後の人生は日本の自然と文化をアメリカに紹介することに捧げ、また毎年ヨセミテでのキャンプとスケッチを欠かさなかった。カリフォルニアの大いなる自然は千浦のアーティストとしての感性をさらに磨き、また生きる希望を与えたのである。
▼Kimi Kodani Hill(キミ・コダニ・ヒル)千浦の孫、バークレー在住。ヨセミテを描いた画集”Obata’s Yosemite”の発刊に尽力し、そして戦時下の収容所生活時代を伝える “Topaz Moon” を自ら著して、千浦の辿った足跡を伝えつづけている。またヨセミテ国立公園をサポートするNPOであるYosemite Associationの理事をつとめている。
問い合わせ:同志社大学西村研究室/TEL&FAX:075-251-4906 E-mail:whitewolf@mail.doshisha.ac.jp
案内(pdf)をダウンロード

日米の架け橋となったアワビ漁師と画家

日米の架け橋となったアワビ漁師と画家
〜小谷源之助・仲治郎と小圃千浦の足跡をたどる〜
 1897年(明治30年)に房総からカリフォルニアに渡った小谷源之助・仲治郎兄弟と男あまたち。兄源之助はカリフォルニアでアワビ事業を開拓し、弟仲治郎は千倉に戻り、器械式潜水技術者を養成して人材供給を行った。兄弟のパートナーシップは大きな功績を果たしたが、その後カリフォルニアのアワビ漁は衰退し、戦争を経てそれぞれの家族は太平洋をはさんだまま暮らし続けることとなった。兄弟が渡米してから110年目にあたる今年、兄源之助の末子・ユージン氏とその娘キミさんが初めて南房総を訪れ、小谷家のルーツをたどる。
 同じ時代に渡米し、風光明媚なヨセミテ国立公園を描いて認められ、戦前からカリフォルニア大学バークレー校で教鞭をとり、名誉教授にまでなった日本人画家・小圃千浦(おばたちうら)。日米開戦後に移送されたタンフォラン日系人収容所内では美術学校を開き、多くの後進に夢と希望を与えた功績をもつ千浦は、ユージン氏の夫人ユリさんの実父である。源之助と千浦を祖父にもつキミさんは現在、ヨセミテ・アソシエーションの理事として、千浦の作品管理や講演などを行い、活躍している。ユージン氏とキミさんの来日に合わせて、お二人の協力のもと、源之助・仲治郎兄弟と千浦画伯の足跡をたどる記念講演を行う。
日 時:2007年6月19日(火)開場12:00 開演13:00 終了予定15:00
開 場:たてやま夕日海岸ホテル(館山市八幡822 TEL.0470-23-8111)
参加費:1,000円(資料代含む、ソフトドリンク付)
内 容:スライド講演
    (1)「小谷源之助・仲治郎兄弟の功績」山口正明氏(南房総市在住)
    (2)「小圃千浦の芸術と生涯」キミ・コダニ・ヒル氏(カリフォルニア州在住)
       *終了後、かんたんなティーパーティーを用意します。
主 催:NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム
後 援:館山市、館山市教育委員会、南房総市、南房総市教育委員会(予定)
    たてやま海辺のまちづくり研究会、オーシャンクィーン
(関係者の山口様からいただいた情報を掲載しています)

Chiura Obata, Art of Yosemite

Please join us for the opening reception of Chiura Obata, Art of Yosemite in the Yosemite Museum on June 8, 5:30 – 7:30. This exhibit explores the work of the artists Chiura Obata (1885 – 1975) who first visited Yosemite in 1927, producing watercolors that led to a series of prints made by master woodblock artists in Japan. The show extensively covers his earliest visits during 1927-1930, but includes works produced up to 1958. This exhibit displays over 30 woodblock prints, sumi and watercolor paintings, sketches, a well as his actual paints, brushes, and artifacts. The exhibit is open daily June 9 through October 21, 2007.