Rattle Snake(= ガラガラヘビ)、は岩場歩き、藪歩きの際には警戒が必要な生物です。
岩登り中に、日の当たった岩の上で日向ぼっこをしているヘビに気がつかずに下から手をかけて
噛まれてしまったという実例は身近に聞いています。
威嚇時には尻尾の先でカラカラ音を立てますので聞き逃さないようにしましょう。
(写真はハーフドームトレイル(JMTxHDTあたり)にいた大きな個体です。)
カテゴリーアーカイブ: 野生生物
Garter Snake
CA広域で見かける中サイズのヘビ。
Coastにいるのはわき腹に赤い斑点があるが、
シエラにいるのは赤い斑点がなく黄色の縦線も細め。
写真はGreenstone Lake付近にいたもので、魚を捕らえていた。
Marmot
Yellow-bellied Marmotというのが正しい名前かもしれません。
この写真はMt. Hoffmannの頂上で、バックパックに近寄ってきた大きなマーモットくんです。
ヨセミテでは8000-10000ftくらいの高さの岩山(Half DomeやClouds Restなど)の頂上に良くいます。
Mt. Danaでも下の方には結構たくさんいます。
概してフレンドリーな感じで、人間にも平気で近寄ってくるので、
食べ物を盗まれたりしないように気をつけましょう。バックもかじって穴あけます。
California Ground Squirrel
「ミラーレイク湖畔にて」
ヨセミテにはリスが何種類かいますが、これはヴァレーでよく見かけるCalifornia Ground Squirrelです。キャンプ場でもよく「こぼれもの」を狙ってテーブル周辺に出没してきます。
Coyote
ヨセミテではリス・シカに次いで良く遭遇する哺乳動物です。(Raccoonも同じくらい)
山や森の中よりも、バレーの人間のいる場所に良くいるような感じを受けます。
時間・季節を問わず行動していますが、冬の方が遭遇機会が多いように思います。
トレイルや歩道ですれ違ってもたいていは知らんぷりされるか、逃げていき、
こちらに近寄ってくることはありません。
American Pika (ナキウサギ)
高山にのみ住んでいる小動物です。
Yosemiteでは、Tioga Pass付近の岩場(Gaylor PeakやMt.Danaなど)で、運が良ければ遭遇できます。
日本ではナキウサギという名前で有名ですね。(北海道の高い岩山にだけいます)
体長15cmくらいで、尻尾なし(見えないだけ?)、グレーの縁取りの丸い耳が特徴です。
ウサギ跳びでピョンピョン跳ねます。
Steller’s Jay
「ミラーレイクにて」
別名”Blue Jay”。Jayはカケスの仲間。ヴァレーにもワワナでもハイカントリーでも見かけるので結構分布域は広い。
最初にこの鳥を見かけると、青くてキレイなので「かわい〜」とか言って物珍しく追いかけて写真を撮ったりするが、ヨセミテの滞在が3日目以降になってくると、「ギャーギャー」という鳴き声がだんだん鬱陶しくなってきて、「また来たか」とか「あっち行け」と思うようになってくる。
熊技!
街中のクマ
この頃はクマ目撃情報を投稿しているだけの気がしますが…(笑)
剥製のようにも見えますがホンモノです。
ヨセミテの東のマンモスレイクスの街中(CA203沿い)を闊歩していました。
にらみ合っている時はけっこうドキドキでした。
口から出している泡は唾液なんでしょうか。
冬の野生動物
NPSの”Daily Report”で従業員向けに冬の野生動物についての呼びかけが載っていました。
クマやリスが冬眠に入る一方で、冬でも活動的なコヨーテについての記述があります。
この冬は野生動物オフィスとヨセミテ・インスティテュート(Y.I.)が協力して、コヨーテの調査プログラムを行っているようです。ペイントマークのついたコヨーテを見かけたら知らせてほしいそうです。
野生動物にはくれぐれも餌をやったりしないようにしましょう。