未来への教科書 ~For Our Children~#83「被災地に集う力 ~広島市土砂災害の現場から~」

復興支援メディア隊が被災地から発信します。
BS12ch TwellV「未来への教科書」毎週火曜日18:00〜19:00 / 日曜日 早朝3:00〜4:00 O.A

未来への教科書 ~For Our Children~#83「被災地に集う力 ~広島市土砂災害の現場から~」

東北の沿岸部を中心に子どもたちの学習支援活動をしている一般社団法人「子どものエン­パワメントいわて」の代表理事、山本克彦さん。当番組では第67回(2014年2月1­8日放送)に出演頂いた。
山本さんは2014年8月20日に発生した広島市での大規模な土砂災害に際し、現地で­の災害ボランティアセンター立ち上げ、そして運営支援のため広島へと入っていた。
山本さんが主に活動をした広島市北部・安佐北区の災害ボランティアセンターには、東日­本大震災などいくつもの災害現場で活動を共にした仲間達の姿があった。
そして、東日本大震災を機に岩手県に設立され、山本さんが顧問を務めるNPO法人いわ­てGINGA-NETで支援活動のノウハウを学んだ学生達もボランティアとして広島に­入っていた。
山本さんの友人である広島修道大学人間環境学部准教授の西村仁志さんも、東日本大震災­をはじめ各地の災害現場で様々な活動をしてきており、ボランティアセンター立ち上げ当­初から運営スタッフとして活動をしていた。
発災から9月末までで県内外から延べ4万人以上と言われるボランティアが集結したが、­その中で大きな戦力となったのは多くの大学生達であり、現場作業のほかにもボランティ­アセンターの運営スタッフに至るまで、重要な役割を果たした。
災害という憂慮される事態においても、過去の災害からの教訓や繋がりは生き続け、強固­なものとなり、また現場では日々新しいつながりと貴重な経験が得られている。
広島市安佐北区災害ボランティアセンターを中心に、被災地に集い活動する方々を取材し­た。