Apprenticeship Training in UCSC CASFS

西村が在外研究で滞在中のUCサンタクルーズの農場(Center for Agroecology & Sustainable Food Systems:アグロエコロジーと持続可能な食システムのセンター)では有機農業を実践的に学ぶ半年間の滞在型プログラムを毎年4月から10月にかけて開講しています。来年2020年の受講者募集が始まりました。このプログラムは「Apprenticeship(徒弟制) Program」と呼ばれ、1967年にイギリス人の園芸家Alan Chadwickがこの大学に学生ファームプロジェクトの指導者として着任して以来、52年にわたって開講されてきた歴史のあるプログラムです。

手作業による小規模農と農業機械を使う大規模農の両方の有機栽培の方法、CSAやファーマーズマーケット等のマーケティング・ノウハウ、学校菜園や教育ファームの運営、食の安全や社会正義など幅広い知識と経験を得ることができます。
大学の課外のプログラムですが、広く世界中に公開されていますので、修了生は全米はもちろんのこと、アジア、アフリカ、南米など発展途上国での有機農業の担い手として活躍しています。開講期間中の滞在先のコテージも用意され、海外からの受講者には就学ビザのための書類も発行されます。
いままで、日本からこのコースの受講者はまだいないそうです。どなたか、初の日本人になりませんか。
詳細↓
https://casfs.ucsc.edu/apprenticeship/