中田悠也さん「広島の未来のあるべき政治」
1996年生まれ、26歳
高陽東高校卒業後、広島修道大学国際政治学科入学。卒業後、広島大学大学院に進学。政治活動ではさまざまな議員さんのお手伝いとして活躍中
■中田さんはずっと広島に住んでいるんですか。
そうですね。25年間ずっと広島にいます。生まれた場所は戸坂で、今も戸坂で暮らしています。地元の中学校を卒業して、一番入りやすかった高陽東高校に入学しました。そして私は親の影響もあり、小さいころから政治活動に興味がありました。そのことがきっかけでもっと政治について勉強したいという思いから広島修道大学法学部国際政治学科に進みました。大学を卒業後、就職という道も考えましたが、当時は民主党政権下で日経平均株価が7,8千円という時期でした。これでは景気が悪すぎて就職難でした。景気がいいときには、いい会社にはいれて、 悪い時には、それなりの会社にしか入れないから、いい時期に入りたいと思いました。もう一つの理由としては、自分が興味を持った政治という分野をもっと勉強したかったのが理由です。
■政治活動に参加したのはいつごろからですか。
具体的に政治活動に参加してきたのは、大学入ってからすぐ地元の議員さんの選挙活動などを手伝ったのが最初です。今は自民党に入ってるんだけど、大学院のときは自民党に入りたいという願望はなく地域の議員さんからいっしょにやろうと誘われたのがきっかけで政治活動を手伝っていました。
■これまで広島の政治に携わってきて思うことはありますか。もしくは今後広島はどうすればいいと思いますか。
もともと広島という県は自民党が強い県でもあるので、自民党の人数が多い市議会は首長派とか反首長派と言われてきて自民党内で分裂してきて各議員の協調性が薄れてきていると感じますね。
■これまで政治活動をやってこられて自分のためになったことは何でしょうか。
地元で選挙活動のお手伝いをしていると地域の方々との関わりが増えてきて、仲よくしていただいたという点ではとても自分のためになったと感じます。そして将来どうなるかはわかりませんが、どうやったら議員さんが当選しやすいかというコツなんかもつかめてきたような感じがします。
■広島の未来について、政治的観点からどう感じますか。
私は来年就職しないといけない身なのでこれから政治活動の参加の機会は減っていくと思います。自分の意見としては、広島の政治に関して意見を言える立場ではないので、あまり考えれませんが、選挙では、利益とか考えるのではなく、国民、市民が信頼できる人を信じれば、広島の未来ももっとよくなると思います。
■ありがとうございました。
ききて:加茂川啓太
写真:向井咲貴