●アワニーホテル
アワニーホテル
格式の高いリゾートホテルで、上高地帝国ホテルのよう。メインダイニングでのディナー(要予約)は男性はジャケットにタイ着用、女性もワンピースやスーツなどが必須。ギフトショップにはアメリカ先住民民芸品が充実。宿泊しなくても一度は訪れたいところ。
●カリービレッジ
カリービレッジのテントキャビン
簡素な木造キャビン(バス付き、バス無しあり)やキャンバス地のテントキャビンが中心の宿泊施設。レストラン、ピザスタンド(お勧め)、コンビニストア等がある。テントキャビンは比較的空いていることが多いので狙い目。安いため若い人たちの利用が多く、夜でも賑やか(うるさい)で「浜茶屋」や「野戦病院」との形容もある。
作者注*
カリービレッジは渓谷の南側にあるので日照時間が短く、とりわけ秋〜冬〜春は冷え込みます。テントキャビンにはヒーターも付いていますが、夏以外の宿泊には防寒にお気をつけください。
それから「テントキャビンは大丈夫でしょうか」という質問がときどき寄せられるのですが、その質問は「サンフランシスコは安全な街でしょうか」というのと同じレベルの質問だと思います。つまりそういう質問をされること自体が私は心配なので、おやめになったほうがいいと思います。
●ハウスキーピングキャンプ
夏のみオープンのキャンバステントにベッドが4つ置いてある質素な(みすぼらしい)宿泊施設。共同シャワー、トイレ、コインランドリー、コンビニストア有り。家族利用者が多く、「下町の長屋」のようになんともいえない風情の漂う施設。
以上の4つが渓谷内の宿泊施設。
●ワワナホテル
ワワナホテル
公園南部のワワナにあり、ビクトリア調デザインの美しい外観の小さなホテル。前にはゴルフコースが広がる。ヨセミテ渓谷からはクルマで1時間ほどかかるが、ジャイアントセコイアの森マリポサグローブに近い。ヨセミテ2回目以降の方や渓谷内に泊まったあとここでもう1〜2泊なんていうのもお勧め。通年オープン。
●ホワイトウルフロッジ
公園北部、タイオガロード沿いにある。テントキャビンだけの簡素な宿泊施設だが、共同の温水シャワー、レストランもある。夏期のみオープン。
●ツォロミーロッジ
公園北部、タイオガロード沿いにある。テントキャビンだけの簡素な宿泊施設だが、共同の温水シャワー、レストランもある。夏期のみオープン。
●ハイシェラ・キャンプスシステム
ハイカントリーのGlen Aulin,May Lake,Sunrise Camp,Merced Lake,Vogelsangの5ヶ所にある小規模な山小屋(テントキャビン)システム。この5ヶ所はループ状になっており順に宿泊して回ることができ、その間は荷馬隊の背に荷物を預けていくこともできる。バックパックを背負うことなく軽装でバックカントリーに入れるため「通」の人間には非常に人気が高く、予約は抽選になっている。
●テナヤロッジ
このホテルは国立公園の外、南ゲートすぐのFishCampにある。ワワナ、マリポサグローブへは近い。2001年にYCSの親会社によって買収され、経営が統合された。
屋外屋内両方のプール、フィットネスジムなどもある高級リゾートホテル。通年オープン。