4歳児の快挙

先日のレイバーデイウイークエンドにすやまさん一家がシエラ東方の山、White Mountain(14,250feet=4,343m)に登られました。4,343mですよ。
この山の登山道を管理している(ということでいいのかな)カリフォルニア州立大学の研究機関のページでなんと「 including 4 year old Tomo Suyama who walked all the way! 」として紹介されています。写真入りです。
まあ、先日のJohnson Peakでも「4歳児の快挙」だっったのですが。

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Mono Pass & Bloody Canyon

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「The trail comes down three thousand feet in less than four miles, over rocks and loose stones, in narrow canyons and along by precipices. It was a bold man who first took a horse up there. The horses were so cut by sharp rocks that they named it “Bloody Canyon,” and it has held the name?and it is appropriate?part of the way the rocks in the trail are literally sprinkled with blood from the animals.」 William H. Brewer, July 7th 1863
Tioga Passの公園入り口から南に1.5マイルほど行ったところに、Mono PassへのTHがあります。ここから高度差1,000ft.強、長さ4マイルほどのトレイルを進むと、峠(Mono Pass: 標高約10,600ft.)に達します。昔、インディアンたちはこの峠を使い、シエラ越えをしていました。すぐ南にあるMt. Lewisの方に登ると、Bloody CanyonとMono Lakeがよく見えます(写真)。California Geological SurveyのBrewerは、まさに名前のとおり、馬などが足を傷つけ、流れ出た血が、岩についていたと書いています。

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営業終了

レイバーデイウィークエンドが終わり、Tamarack Flat、Bridalveil Creek、Yosemite Creekのキャンプ場は9月5日をもって今シーズンの営業を終了しました。

Campground closures: Tamarack Flat Campground, Bridalveil Creek Campground, and Yosemite Creek Campground will close for the season on Monday September 5th. (M. Carter – 9/06/05)

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オバタ・レイク

Obata Lake
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先日のJohnson Peak登頂のハイキングで、密かに楽しみにしていたのが「オバタ・レイク」です。
Tuolumne Meadowsの南方、Johnson Peakの麓には無名の湖が2つありますが、そのうち奥の湖が関係者の間で「オバタ・レイク」と呼ばれています。チウラ・オバタ(小圃千浦)が1930年に描いた「Lake Basin in High Sierra」の湖がこの湖だといわれています。
この絵はY.A.の発行する「Obata’s Yosemite」にも掲載されています。

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NPSインタープリテーション

NPSのウエブサイトに行くと、4つのトピックがあります。そのうちの一つ「Interpretation & Education」には、NPSが重視しているInterpretation(インタープリテーション)という活動の説明があり、それは訪問者が公園(place)での思い出などを作る手助けの過程であり:”In the National Park Service, Interpretation is the process of helping each park visitor to find an opportunity to personally connect with a place.”、その目的は、訪問者の楽しみや公園の理解をさらに高め、公園に関心を持つようにする:”The goal of all interpretive services is to increase each visitor’s enjoyment and understanding of the parks, and to allow visitors to care about the parks on their own terms.”といったことが書かれています。インタープリテーションの詳しい講義は専門の西村さんに譲り、ここではNPSの職員がどのようにしてその技術を身につけるのかを調べてみました。1995年から開発されたIDPと呼ばれるシステムがあり、3段階のレベルに分かれた教材が作成されています。一般のレンジャー(Law Enforcementも含む)には、初期レベルの技能習得が勧められており、それには3つの教材(101,102,103)があります。101はNPSでのインタープリテーションの基礎概念、102は略式での訪問者へのコンタクト、103は効率的な話し方となっています(全ての教材はダウンロードが可能)。またパークガイド(GS-0090)、アシスタント(GS-0303)、研修生、ボランティアにも習得が推薦されています。教材を読んでみると、単なる知識だけではなく、それをうまく訪問者に伝えるための、高度な対話技術が要求されているようです。

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DVD: The Greatest Good

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“…where conflicting interests must be reconciled, the question will always be decided from the standpoint of the greatest good of the greatest number in the long run.” Gifford Pinchot, Chief Forester, 1905
今年設立100年を迎えたUSDA Forest Service(FS)が作成した、3枚組のドキュメンタリーDVDセット(120分の本編ディスク+2枚のボーナスディスク付き)。1800年代半ば、開拓と共にアメリカから森林が失われていくときから始まり、1905年、Gifford Pinchotを初代長官とするForest Serviceが設立されるまでの経緯、その後100年にわたる、さまざまな森林管理に関する問題:森林火災、車の普及に伴うレクリエーションの増加、伐採、Wilderness Actに始まる自然保護、そしてエコシステムの理解が進むことにより変わりつつある管理方針など、を時代を追ってわかりやすくまとめている。勿論Hetch Hetchy問題に絡むMuirとPinchotの確執、National Park Service(NPS)とFSのライバル関係などにも触れられている。自画自賛に陥ることなく、批判も含めて冷静に歴史を書いた作品となっている。リージョンコードなし、英文サブタイトル付き。

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ヨセミテで使える携帯電話はどれだ!?【考察】

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7-ELEVENで購入した”SpeakOut”のNOKIA1100
今回(2005.8/21-31)のアメリカ行き+ヨセミテキャンプには携帯電話を持参することにした。
通常日本ではNTTドコモのFOMAを使っているので、「WORLD WING」のサービスを使って、海外対応機種をレンタルして渡米すれば、いつもの番号、そしてiモードのメールなども利用可能である。ところが通話料金がバカ高いこと+レンタル料がかかり、おまけに海外渡航を知らない知人等からの電話が夜中にかかってきたりすればたまらない。ということで、渡米後に現地のプリペイド携帯を購入したほうがお得という結論に達した。
そこで渡米前にWEBでいろいろしらべてみると、、、、

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