いま放映されているCanonのデジタル一眼レフカメラ「EOS 40D」のテレビCM(出演:渡辺謙)の撮影舞台が東シエラのMonoLakeです。
スペシャルサイトでは、このCMとメイキング映像が見られます。
いよいよハイキングのシーズンが近づいて来ました。つい先日、ユニークな日焼け止めを見つけました。粉末状になっており、ケースに内蔵された山羊の毛のブラシで、はたきこむ仕組みになっています(SPF30)。あのクリームのべとべと感が全くありません(「おしろい」をはたく感じで使用)。数週間後、フィールドでの使用具合を報告したいと思います。大きさを比較するため、単三電池をおきました。重さは40グラム弱。
Half Dome Hikers ClubもののTシャツの色違い(紺色)が新しく商品化されたようです。($22.95)
黒のとは色が違うだけですので、着心地の悪さは改善されていませんが。(笑)
シエラストーブという、超小型の薪ストーブがあります。大きさは、丼程度のブリキ製で、底に単三電池一本で動くモーターで回るファンを取り付け、ふいごのように、下から風を送り、小枝などを燃やす仕組みになっています。買い物袋いっぱいの枯れ枝(太さは鉛筆以下が最適)があれば、数時間のミニ焚き火が楽しめます。ほぼ完全燃焼するので、煙も出ず、燃えカスの灰もほんのわずかしか出ません。Wildernessでの幕営地での焚き火は楽しいものですが、無制限にどこでもできるわけではありません(新しい竃を作れないなどのルールがあります)。このストーブならば、ほぼ自然にダメージを与えず、場所を選ばずに焚き火ができます。
7-ELEVENで購入した"SpeakOut"のNOKIA1100
今回(2005.8/21-31)のアメリカ行き+ヨセミテキャンプには携帯電話を持参することにした。
通常日本ではNTTドコモのFOMAを使っているので、「WORLD WING」のサービスを使って、海外対応機種をレンタルして渡米すれば、いつもの番号、そしてiモードのメールなども利用可能である。ところが通話料金がバカ高いこと+レンタル料がかかり、おまけに海外渡航を知らない知人等からの電話が夜中にかかってきたりすればたまらない。ということで、渡米後に現地のプリペイド携帯を購入したほうがお得という結論に達した。
そこで渡米前にWEBでいろいろしらべてみると、、、、
1.FOMAに入っているSIMカード(FOMAカード)をGSM形式の電話機に差し替えると、いつもの番号で海外で使える。(ただしSIMロックがかかった電話機はダメ。)
2.アメリカではプリペイド携帯を各社が出している。年に2〜3回という渡米頻度では、これが適当か?
3.コンビニの7-ELEVENで買えるプリペイド携帯"SpeakOut"は電話機代、電話代ともに安く、また起動してから365日は電話番号や事前に支払った電話代が有効。(他社はもっと短い。)おまけにSIMロックはかかっていないというウワサ。
4.日本の携帯各社は「世界で使える。アメリカで使える。」と自社の国際ローミングサービスをアピールしているが、それをそのまま信じてはいけない。各社の電波カバーエリア図を見てみると、会社によってカバーエリアにはかなり差がある。広大なアメリカ大陸なので、人口の集中する都市部やメジャーなハイウェイ沿いにはアンテナが整備されていても、ヨセミテのように観光地とウィルダネスの隣り合ったところではいったいどうなっているのだろう。
5.Mountain Wireless - Cellular Sites in National Parks and Related Areasというページを見つけた。いつの時点の情報かわからないが、ヨセミテ国立公園内には8つの携帯電話アンテナが設置されていて、Verizon、AT&T(現在はCingular)、"Golden State Cellular"の3社によるもの。
Verizonはたぶんヴァレーをカバーする1ヶ所。
AT&T(Cingular)もたぶんヴァレーをカバーする2ヶ所。
地元の事業者Golden State Cellularのアンテナが一番多く、ヴァレー2ヶ所の他にワワナ、クレーンフラット、Tuolumne Meadowsの5ヶ所にあるようだ。ただWEBサイトを見てもローミング先などが分からず、自社のほかいったいどの会社の携帯電話で使えるのかは分からない。
6.Toshiさんからは「Verizon(CDMA)でしたが、TMM内及びそこが見えるところならば大体使えました。山陰に入るともうだめでしたね。携帯にはアナログモードが付いており(確かFCCにより義務化)、TMではアナログモードでつながっていたと思います。BOFのゲートでは電波が弱くて使えませんでした。バレーもアナログだったような…以上Verizonで1〜2年前の話です。」という情報をいただいていた。
ということで、今回のキャンプ地Tuolumne Meadowsは無理でもとりあえずヴァレーで使えればということで7-ELEVENの"Speak Out"を購入することとし、渡米初日にサンフランシスコそしてBerkeleyで7-ELEVENの各店を回り、Berkeleyの7-ELEVENでNOKIA1100という機種60ドル(通話料10ドル分付)と電話代25ドル分のカードを購入した。ということで、510-XXX-XXXXというBerkeley在住者のような番号の持ち主になったのである。
機種や在庫はあまり選択の余地がなく、店によっては取り扱いのない店舗もあった。
ところでこの7-ELEVENの"SpeakOut"であるが、自社で回線網をもっているわけではなく、Cingular(旧AT&T)のGSM回線網を借用してのサービスらしい。
(持参した日本の携帯からSIMカードを抜いてこの電話機に挿すと、みごとにNTT Docomoの文字が画面に現れて起動し、いつもの番号で着信もした。つまりウワサ通りSIMフリー!)
さて、この携帯をヨセミテに持参したわけだが、ベイエリアではもちろん問題なし。ハイウエイの道中も電波が入感していた。Oakdaleは◎、GrovelandもOKだったか。
ただしヨセミテに入園してからはまったく×となり、Tuolumne Meadowsも×。日程途中でヨセミテヴァレーに降りたのだがなんとここでも×だった。同行者がNTT Docomoでレンタルした「WORLD WING」の携帯N900iGを持ってきていたがこれも同様に×。つまりドコモもCingularのGSM回線網を使うので、同じというわけだ。以前得ていたCingularのアンテナ情報はGSMではなかったのである。
別の同行者がAUのGlobal Passport対応機種を持っていたが、これはヴァレーでは◎であった。(これはSprint PCSのローミングらしい。)
別の日にタイオガパスを越えてLee Viningの町にはいると、電話機に「Other Network(つまり他社ローミング)」の文字が現れて使用可能となった。ボイスメール(留守電)に1件メッセージが入っており、それを聴くのになにやら登録が必要で、またあたふたする。
ということでTuolumne Meadowsでは仕方なくキャンプ場事務所前の公衆電話で連絡をとっていたのだが、電話中の私の目の前で一人のオッサンが携帯電話でしゃべっているのを見かけたのである。終わったのを見計らって声をかけ、携帯電話をみせてもらった。画面にはなんと「Cingular」の文字、電話機はAT&Tとなっているではないか。しかしこれはたぶんCingularでもGSM形式ではなく、前世代のTDMAもしくはAMPS(アナログ)ではないかと思う。つまりこれと同じ電話機を入手するのはいまとなっては難しい。
キャンプを終え、SFに戻ってVerisonのお店でプリペイド携帯"inpulse"のパンフをもらってきた。カリフォルニア州の電波カバー図をみてみるとヨセミテヴァレー周辺および120号線沿線がローミングエリアに入っている(ように見える)。これはたぶんGolden State Cellularのアンテナだ。
また帰国してからまたWebを調べてみるとSan Francisco Bay Area Outlying Coverageというページで「Tuolumne county is covered by Golden State Cellular, a CDMA and AMPS provider. Verizon will roam onto Golden State Cellular. Not sure if AT&T TDMA/AMPS phones will roam onto Golden State Cellular's AMPS network (last time I tried it was January 2001 and it did not work).」という記述があった。(情報はすこし古いが…。)
おなじくこのページでは、作者は
「私のホームエリアを飛び出したときの私にとっての(どの携帯電話キャリアを選ぶかという)判断基準は、タルキートナ(アラスカ・デナリ山麓の町)で使えるか。ヨセミテとイエローストーンでおしゃべりできるか?」なのだという前提で、
AT&T TDMA/AMPS: Yes
AT&T GSM: No
Cingular TDMA/AMPS: Yes
Cingular GSM: No
Nextel iDEN: No
Sprint PCS CDMA/AMPS: Yes
T-Mobile GSM: No
Verizon CDMA/AMPS: Yes」
という結論を示している。というわけで次回(来年)はVerizon CDMAのプリペイド携帯を購入してヨセミテでの電波状況を見てきたいと思う。
(「イリジウム衛星携帯電話」なんていう無敵の存在もあるが。)
皆様のほうでも、情報がありましたらお寄せください。
■参考リンク
「IT Media - 米コンビニでプリペイド携帯を買ってみた」
「国際電話の達人」
「Oh my UA!」
園内には先住民のつくる美しいアクセサリーがいくつかのショップにあります。ヨセミテロッジ、アワニーにもありますが、ヨセミテヴィレッジのミュージアム内にある小さなショップはお勧めです。ここはスタッフ(たいてい先住民の方)一人の「対面販売」という感じです。ディスプレイもおしゃれ。
YAメンバーには割引もあります。
蚊の話が増えてきましたので、蚊よけ関連製品を幾つかご紹介。左から、蚊よけ成分の入った日焼け止めクリーム(SPF30)、手動霧吹き型スプレー(液体)、ガス使用のスプレー(液体)、スティック(固形)です(右端は単三電池)。全てにDEET(N,N-diethyl-m-toluamide)が入っています。DEETを使った製品は私の経験では、シエラの蚊には確実に効きます。
以前(7~8年前)、DEETなしの、柑橘系成分を使った乳液を使ったところ、全く効かずボコボコに刺されました(新製品は試していません)。
服にかけるのはちょっという方は、肌に薄く塗っておくのも技です。特に肩が良く刺されます。
by Yosemite Association
Y.A.はジョン・ミューアとハーフドームをシンボルとしたカリフォルニア州独自デザインの新しい25セントコインの記念コレクション用のパッケージを発売開始しました。オンラインストアでも扱います。
ヨセミテロッジやアワニー、カリービレッジなどのホテル泊を前提に、日本からの持ち物を考えます。サービスや設備は日本の普通のホテル並みと考えてください。また冬季には防寒装備が必要です。
●お金
ヨセミテ国立公園内ではクレジットカード、トラベラーズチェック、現金、何でも使えます。しかし少額の買い物、小さな売店では現金しか利用できないこともあります。
(またトラベラーズチェックは使用の際にパスポートの提示を求められることがあり ます。)
ATMマシンはヨセミテヴィレッジ(アートアクティビティセンター隣、ヴィレッジストア内)、ヨセミテロッジ(フロント棟内)、カリービレッジ(ギフトショップ内)、ワワナ(ストア内)、ツォロミーメドウズ(ストア内)にあり、クレジットカードからのキャッシングも可能です。
●語学について
ヨセミテ国立公園内は少し日本語の看板、パンフレット等もありますが英語が主体です。
語学が不安な方は、現地での自由行動の時のために辞書や、対訳のついた英会話の本などを持参されるといいでしょう。しかしホテルフロント、レストランやツアーデスクなどのサービス業従事者や国立公園レンジャーと話す場合、たいていの場合そう困ることなく過ごせるはずです。
●安全対策
ヨセミテ国立公園内の治安は一般的なアメリカの大都会と比較して「かなり良い」ですが、パスポートのほか現金、クレジットカード、トラベラーズチェックなどの貴重品は各自で責任を持って厳重に管理してください。(貴重品預かりはホテルフロントのみ。各部屋にはありません。)
逆にヨセミテからサンフランシスコやロスアンゼルスに戻ったときには、ヨセミテで ゆるんだ気を引き締める必要があります。
ケガ、病気、盗難などのためにあらかじめ海外旅行保険に加入しておかれることをおすすめします。
診療所はヨセミテヴィレッジからアワニーホテルに向かう途中にあります。クレジットカードやトラベラーズチェックでの診療費支払いも出来、また帰国後の保険給付金支給に必要な書類も整えてくれます。
●持ち物
(一般的な海外旅行の持ち物の他にとくに必要なもの)
山登りやテントを使ったキャンプをするわけではなくても、ヨセミテ国立公園は自然に囲まれた場所です。そのための服装、携帯品も下記を参考に持参されるといいと思います。とくに夏のヨセミテは日中陽射しはかなり強く、かなり乾燥していてホコリっぽいので、その対策をお勧めします。逆に朝夕はかなり冷え込む場合もあります。
ただしヨセミテ渓谷内にはアウトドアショッブやコンビニエンスストアもあり、もし忘れ物があってもなんの不自由もありません。
★動きやすい服装
夏期には半袖短パンで大丈夫です。時間帯や気候にあわせて長袖、長ズボン。朝晩はかなり冷えますので、セーターやジャケットも必須です。
もし、アワニーホテルでのディナーを予定しておられる方は女性はワンピースやスーツ、男性はジャケットにネクタイ着用です。お忘れなく。(そんなものには無縁の方はこれらは全然不要です。)
★歩きやすい靴
ハイキングを予定されている方は軽登山靴やトレッキングシューズが適しています。新品の場合は 履き慣らしてからお持ちになることをおすすめします。もう1足は夏期だったらアウトドアサンダル(かかとの締まるもの)でもいいと思います。カリービレッジやキャンプ場泊などで共同シャワーを使われる方はビーチサンダルが必携です。
★デイパック
一日に必要なものが入り両手を空けることのできるデイパックは必需品。
日本より安くで買えるのでおみやげ代わりにヨセミテで買ってもいいかも。
★雨具
夕立ちに備えて、できれぱ上下が分かれているセパレートタイブのレインコート。軽量の折りたたみ傘も併用すると完璧です。
★日照・乾燥対策
日除け帽子、サングラス、日焼け止め、リップクリーム、スキンケア用品など必須です。帽子やサングラスはおみやげにも適していますのでヨセミテで購入しても良いでしょう。
★虫対策
初夏のシーズンには水辺や木陰で蚊に悩まされることがあります。気になる方は「虫よけ」等をご持参されることをおすすめします
★水分補給
夏期は日中乾燥しているため汗はすべて蒸発しますので水筒は必需品です。丸一日のハイキングでは2〜4リットルもの水分補給が必要といわれています。でもそんな大きな水筒はありませんね。売店でPETボトル入りのミネラルウォーターが売られていますのでそのまま持ち歩いたり、水筒に移しかえたりしながら使います。
★懐中電灯
単3電池×2位の小さいものでいいです。夜間の外出には必需品です。またハイキングの際にも緊急時に備えデイパックに入れておきましょう。
★救急セット
簡単な救急用品(バンドエイド等)と常備薬。初夏には蚊が多いので虫よけやかゆみ止めも。
★筆記用具
メモとペンがあればいいです。
★その他各自の興味に応じて
カメラ、スケッチ道具、双眼鏡などを持っていきましょう。
Q1.荷物はスーツケースに入れてきていいのでしょうか?大きなザックが必要ですか?
飛行機とクルマ、そしてホテル間での移動でしたら海外旅行用スーツケースで十分です。ホテルではポーターもいます。ザックや大きなダッフルバッグなど、何でもOKです。
Q2.洗濯はできますか?
ヨセミテ渓谷内にはHouse Keeping Campにコインランドリーがありますが、ヨセミテロッジ・アワニーホテルからはシャトルバスに乗らねばならず不便です。下着、Tシャツ、靴下などはバスタブで洗ってしまうこともできます。洗濯ロープがあると便利でしょう。
Q3.カメラフィルムやデジカメ用のメディアは手に入りますか?
ご心配なく。フィルムはホテルのショップで買えますし、ヨセミテヴィレッジの「アンセルアダムスギャラリー」にはスライドフィルム、モノクロフィルムなど特殊なフィルム、デジカメ用のメディアも揃っています。しかし日本で買ってこられるほうが割安でしょう。
Q4.お湯は手に入りますか?
残念ながら、ヨセミテロッジ、アワニーホテル、カリービレッジでは部屋に湯沸かしポットがついていません。部屋でコー??ーやお茶を楽しまれる方は旅行用の小さな電気ポットを持参されることをお勧めします。
飲用のお湯を入手するには手段があって、カフェテリアのコーヒーコーナーはおかわり自由のセルフサービスですから、そこで飲用の熱湯が出ます。(店員に文句言われても責任はもちませんが。)
Q5.日本食が切れると生きていけないのですが?
そういう方は日本のアウトドアショップでフリーズドライのお粥、アルファ米(お湯を入れて20分待つとご飯になる)などを買い、ヨセミテまで持っていきましょう。
Q4の方法でお湯を入手してつくります。味付け海苔や梅干しや佃煮類なども持っていくと元気百倍でしょう。
Q6.アルコールは?
ホテルやビレッジのストアではビール、ウイスキー、ワイン、リキュール類までなんでも手に入ります。ただし冷蔵庫は部屋にはついていません。氷がホテルの"ICE"のサインのところで手に入ります。氷用のプラスティック容器が部屋(ヨセミテロッジのみ)にありますので、飲み物に入れたり、冷やしたりはこれを使います。
ビールはおいしい地ビールがありますのでお楽しみください。(私からは"Sierra Nevada Pale Ale"と"Anchor Steam"がお勧めです。)バドワイザーやミラー、クアーズなどもありますが。。。
Q7. 自炊やBBQはできますか?
ヨセミテロッジ、アワニーホテル、カリービレッジには自炊設備はありません。ヴァレー内には「ピクニックエリア」が数ヶ所あり、そこでの自炊はOKです。小さなBBQグリルが設置されているところもあります。ただしシンクのついた調理場やかまどのようなものはありませんのでご注意ください。
Q7. 電子レンジはありますか?
ヨセミテロッジのカフェテリア、ショップには電子レンジがあります。
アメリカの測量用マーカー(日本の標準三角点のようなもの)は、直径10センチ
ほどの円形プレートで、頂上の岩などにしっかりと埋め込まれています(写真)。
ヨセミテでは身近なところでMt. Hoffmann、Dana、Glacier Point、Sentinel Dome等に
あります。行かれた際はぜひ探してみてください。中央に三角マークがあります。
ところで、そのプレートのレプリカを製作販売している会社(www.geositu.com)があり、
ヨセミテではGlacier Pointのものが販売されています。Half DomeとEl Capitanも
売っていますが、それはみやげ物用らしく、実際の場所にプレートは存在していない
と思われます。(El Capitanの頂上付近を探し回りましたがありませんでした。
どなたかHalf Domeの上で見かけた方はおられますか?)
この会社にMt. HoffmannやMt. Danaはヨセミテでは有名なのに作らないの?
と問い合わせたことがありますが、Yosemite Associationから大量発注が来ないと
作らないとのことでした。
これらの山に登られた皆さん、問い合わせのe-mailをどんどん出してください(笑)。
「ネズミ取り」の特大サイズです。
ヨセミテヴァレーにもブラックベアが生息しています。カリービレッジやパインズキャンプ場などにも夜な夜な出没しますので、このようなトラップが仕掛けられています。(この写真はアッパーパインキャンプ場/トレイルヘッド駐車場近くのものです。)
不幸にも捕まったクマは個体識別用の番号札が耳に付けられたり、電波発信機を付けられてから山の奥の方に放されています。
これは国立公園管理事務所が設置しているものです。個人的なものではありませんので念のため。
ル・コンテ記念館で遊ぶ 1997.9
夏休みシーズンは小さな子どもたちを連れたひとたちも多い。ホテル・ロッジ泊の家族、キャンビングの家族、お金のかけ方や過ごし方はそれぞれだ。ヨセミテは子どもたちから、年輩の方まであらゆる世代の人が楽しめる、そして大自然に触れることができるすばらしいところだ。ぜひあなたのこどもたちも連れていってあげてほしい。
ハイキング、サイクリング、ローラースケート、水あそび…、ハーフドームに登る強者のこどもたちもいる。うちのこどもたち(当時7歳と4歳)もヴァーナル滝までのハイキングトレイルを楽しんだ。
国立公園局では、夏休みシーズンは"YOSEMITE GUIDE"でも1ページをこども向けガイドにあて、子どもや家族対象のレンジャープログラムを行っている。
公園内のバスツアーなども子どもが参加しても問題ないし、楽しめると思う。ただし乗馬ツアーについては体格や経験等の問題があるのでツアーデスクで尋ねて欲しい。
ハッピーアイルネイチャーセンターは、子どもむけにヨセミテの自然について、楽しく学べる工夫のされたミュージアムだ。「展示物にさわっちゃいけない」ではなく「Hands On〜実際に手をふれ、子ども自身がアクションしながら学んでいく」考え方でつくられている。またここには小さなブックストアがあり、とくにこども向けの絵本や塗り絵などのワークブック類が充実している。
ル・コンテ記念館はシエラクラブのビジターセンターだが、ここにも小さなこども文庫があって、絵本類のほか、パズルやパペット類などがあって楽しく遊べる。(写真)
Kids Shop〜こども向けのギフトショップはヨセミテビレッジのDegnan's Deliの1階にある。おもちゃ、動物ぬいぐるみ、絵本、パズル、衣類などもある。ここも訪ねてみよう。こどもにお土産を買って帰る必要のある方もどうぞ。(うちの子はここで巨大な「蚊」のぬいぐるみを買った。何という奴!)
ヨセミテに出かける前、あるいは帰ってきた後、サンフランシスコで時間があったら、ぜひこのお店に立ち寄ってみよう。場所はフィッシャーマンズワーフにあるショッピングモール「Pier39」の中、2F西側にある。
ヨセミテはもちろんのこと、ベイエリア周辺の国立公園局管理下にある国立公園、記念物や全米の国立公園などに関する図書、ガイド、地図、写真集、自然図鑑、ピクチャーカードや玩具、Tシャツ、カレンダー、CDなどが充実している。
ヨセミテに行く前なら、ガイドや地図などを仕入れて予習。帰ってきた後なら、買い忘れたヨセミテ土産、また他のナショナルパーク情報を仕入れに行くなど活用法はいろいろだ。(写真はNational Park Store店内風景)
Apple Macintosh and "Yosemite"
1999年1月に発売されたApple社の新しいパソコンPowerMacintosh G3はいままでにないデザインと色使いでユーザーの度肝を抜いた。実はこの新型機は"Yosemite"というコードネームで開発が進められてきたもので、登場が待たれていたものであった。Apple社が社内のコードネームで使用する言葉はこれまでもBlackbird,Wall Street,Tsunami,Sapporoなどユニークなものが付けられてきたが、今回どうして"Yosemite"だったのかは明らかではない。
ミニタワー型筐体がヨセミテ渓谷の断崖絶壁を彷彿とさせるからというのは想像の域を出ないが、カリフォルニア州クパチーノのApple社で開発にあたるスタッフたちは必ずヨセミテ国立公園で疲れを癒し、霊感を得て新しいMacをつくっているはずだというのは私の確信である。
Yosemite License Plates
ヨセミテ国立公園内の自然保護や復元のプロジェクトのための資金集めを行っている民間非営利の団体(NPO)であるThe Yosemite Fund(ヨセミテ基金)はカリフォルニア州在住者を対象に「ヨセミテの自動車ライセンスプレート」を企画運営している。このライセンスプレートはカリフォルニア州DMV(DEPARTMENT OF MOTOR VEHICLES)が発行する正式なもので、その発行時と更新時に一定の金額がThe Yosemite Fundに入るしくみになっている。
この詳細や申し込み要項はこのページから。
(ライセンスプレートの写真提供をいただいたカネゴンさんありがとうございました。)