樹木 アーカイブ

2012年09月03日

The Ancient Bristlecone Pine Forest

カリフォルニアでは、三種類の『世界一』の木が見られます。
まず世界一高いことで知られるレッドウッド、
次に世界一大きなセコイアの木。これらがヨセミテやセコイア国立公園で見られるのはご存知のとおりです。
そして三つ目は、世界一古い(年輪鑑定による)ブリストルコーンパインです。
今回はヨセミテとは直接関係ありませんが、ブリストルコーンパインについて簡単にご紹介。

シエラネバダの東側を南北に走る395号沿いに、Big Pineと言う小さな町があります。そこから168号を13マイルほど北東にドライブし尾根に上ります。そこからさらに10マイルほどWhite Mountain Roadを北に進むと、USFS管轄のAncient Bristlecone Pine Forestに到着します(写真1)。ここは高度3,000メートルで、山全体がブリストルコーンに覆われています(写真2)。1マイルと4.5マイルの二つのトレイルがあるので(写真3)、体力、時間に合わせて好きなほうを周ってみてください。2008年にVisitor Centerが火事で消失したため、ずっとモーターホームを使った仮の案内所が使われていました(写真4)。新センターは9月1日にオープンしたはずです。4.5マイルルートを歩かれる方は、Methuselah Walkという15ページほどのガイドブックを購入($1を寄付)されることをお勧めします。また2008年の火事で倒れた木の枝を輪切りにしたものを募金のお礼という形で手に入れることが出来ます。この枝は直径2.75インチ、大体120年位経っているようです。

入園料は一人3ドル、もしくは車一台で$6。Visitor centerは10時から5時まで、トレイル・駐車場は24時間開いているとのことです。誰も集金しないので、自己申告で支払うようです。


[1] The Ancient Bristlecone Pine Forest 入り口、後ろはシエラネバダの山。


[2] Bristlecone Pineに覆われた山。


[3] トレイルマップ。


[4]オープン間近(Sep. 1 2012の予定)、内装工事におわれるVisitor Centor。


[5]Metheuselah Walkガイドと、募金のお礼の「枝の輪切り」

投稿者 toshi : 04:02

2005年10月12日

Pacific Dogwood

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"Nuttall's flowering dogwood makes a fine show when in bloom. The whole tree is then snowy white." John Muir, 「My First Summer in the Sierra」, June 26, 1869.
川や谷沿いでDogwoodの林に入り込むときがあります。緑と白い花のコントラストがとても神秘的です。 註:Nuttallは植物学者Thomas Nuttallのこと。Pacific Dogwoodの学術名はCornus nuttallii。

投稿者 nishimura : 00:00

2005年09月22日

Sugar Pine

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Of all the world’s eighty or ninety species of pine trees, the Sugar Pine (Pinus Lambertiana) is king, surpassing all others, not merely in size but in lordly beauty and majesty. - John Muir「The Yosemite」

巨大な松ぼっくり(コーン)をつけるSugar Pineの木は独特な形をしており、遠くからでも簡単に識別が可能です。120号沿いでは、特にBig Oak Flat EntranceとMerced Groveの間でかなりの数を見かけることができます。写真:Big Oak Flat Entranceにある巨大なSugar Pine。枝の先端にはコーンが付いています。

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写真:トレイルに落ちていた中型のコーン。

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写真:Sugar Pineの枝の先端。

投稿者 suyama : 11:58