Mukopapa

(頂上の調査係員と)"Welcome to the Summit !"の言葉とハイタッチに感無量の瞬間でした。
昨日のアメリカ独立記念日に登頂しました。自分への挑戦でしたので達成感で胸いっぱいです。
私は、40歳目前、軽肥満、運動不足、高所恐怖症、登山/トレッキング経験はほとんど無しと
いう自己認識から、無理であれば潔く途中で断念し引き返すという前提を決意に挑戦しました。
前泊は"Curry Village Camp"。出発は午前5時、往路は"Happy Isle"から"Mist Trail"のルート。
復路は"John Muhr Trail"から"Happy Isle"で午後6時に帰着。往復13時間かけてしまいました。
個人的にドーム手前岩場の急勾配に差し掛かった時点で既に高所恐怖症を理由に躊躇しました。
それから、復路の下り坂で運動不足がたたり左膝に痛みが出始めペースを大きく落としました。
尚、偶然にも Half Dome Survey 2008 を実施していました。参考迄に内容を記しておきます。

※ 青い小さな用紙(無記名)でチェックポイントにて係員が記入、最後に係員が回収しました。
以下に用紙に記入された時刻を経過時間を記します。ただ、"微妙な"経過時間になっているのは
恥ずかしながら私の疲労回復と高所恐怖症を克服した時間が含まれているからです。
また、用紙の"Trailhead"は係員が配布と回収をしたポイントで"Half Dome"まで残り2.*マイル
辺りの地点でした。

Card#: 196 / Date: 7/4/08, Group Size: 1
Current Time UP
Trailhead 08:44:58, Sub-dome 10:21:02, Base Cables Enter 10:31, Top Cables Exit 11:00:44
Current Time Down
Top Cables Enter 11:38:58, Base Cables Exit 12:07:49, Sub-dome 12:17:52, Trailhead 1?:??:??

※ 最後は用紙を回収される前にデジカメで撮ったんですけれど、時刻は疲労で聞き忘れました。
調査対象者の目印代わりに配布された何の変哲も無い黄色いピースマーク(ニコちゃんマーク)
シールが個人的に登頂証明みたいな類で、思わず LEKI のステッキに貼ってしまっております。
今回は残り一年のサンディエゴ駐在生活として、自分の人生として、良い思い出が出来ました。
最後に。自分はケーブル上で立ち往生する事はなかったのですが、上りも下りも立ち往生する
方に出くわしました。その間に私はケーブル上に留まる事自体が高所恐怖症の試練でしたので、
ケーブルを上り下りする際には、自分の前後のパーティを見極めるのも良いかもしれません。